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No.
97
わたしの幸せな結婚 4巻
美世ちゃんは穏やかで温かな光の中に居るよりも、仄暗い所で一筋の光を手探りで見つけて照らされる方が美しいな……と思ってしまっている私がいる。一生灰被りで居てくれ、って暗に言っているような物なので、随分と心無い感想を持つな…と自分に若干引いています。だって4巻の美世ちゃん、日に日に衰弱していく中でも懸命に生きようとしているのが健気で可愛い。香耶ちゃんの呪いが色濃く残っているのもいいなぁ……3巻で決着したと思っていたんだけども。長い間ねちねちされてた呪いが一瞬で解けるわけないわな。
最初の状態に逆戻りしている事にイライラを募らせる人も居るんだろうなぁと思いますが、それが美世ちゃん自身の心の問題じゃなくて、純粋に睡眠不足の過労から心が弱くなっているっていうのが良いポイントだと思います。寝なければ心も弱っちゃうよーーー当たり前体操!とはいえ彼女と旦那さまのすれ違いうじうじで話が特に進まなかったのはちょっとご不満です。次の巻で薄刃関係の決着が付くのかな?特に言う事が無かったら次巻は購入してもノー感想かもしれません。4巻はな……不健康美世ちゃんになんか心を奪われてしまってな……それだけ言いたくて……。
あっ!ちょっとだけ悪口言わせて頂いて宜しい!?!?言うわね!!実写映画になる事自体は不満も何もないんだけど、美世ちゃんの髪の毛に茶色味がかった色が指してるのが凄い不満です!!美世ちゃんの髪は濡羽色であって欲しかったんだ……。……えっ、アニメ?アニメ、アニメはねえ……未亡人オーラがパなくてちょっと美世ちゃんとして見られないかなって……。原作にもコミックにも絵柄を寄せないアニメ、勇気がある。
わたしの幸せな結婚 4巻
(コミック:高坂りと / 原作:顎木あくみ)
#わたしの幸せな結婚 #ガンガン
No.
96
多聞くん今どっち!? 3巻
引き続きセンター争奪戦の3巻。ジメ原くんがヘラる ⇒ うたげちゃんが一歩引いた立場で影ながら応援する ⇒ 現場にいるうたげちゃんを見つけた多聞くんがメッチャ頑張る ⇒ うたげちゃんは最高パフォーマンスの多聞くんを見られて𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂……、の繰り返しパターンに入ってしまったか…?と途中までは思っていました。それだったらもう4巻はいいかな……、と。そう、思っていたら……、
ジメ原くんの病み方がヤバイ方にいってるゥ………。
今までカジュアルに病んでたので、ジメ原くんにそこまでのメンヘラ臭を感じていませんでした。ところがどっこい!!!今回のこの病み方……ガチじゃん……びっくりじゃん……。
発言がストレートに独占欲出し過ぎなんよ!!!!!これにはうたげちゃんもドン引き。最後の方でガンガンとイケ原スイッチ多用して来ますが、「あ、甘ェーーー!!」っていうより「こ、こわぁ……」なんだよ感想が……。夢小説みたいなシチュだな…と思っていた漫画で、こんなじっとりとした恐怖を味わう事になるとは思ってもみなかった。ちょっとこの話が衝撃的すぎて桜利くんの話とか全然できへん。ほっぺについてるクリーム舐めとりちゅーとか多聞くんの暴走が過ぎる。ジメ原さんはイケ原くんスイッチの入れ方がヘタっていうか、これある種の逃げだよなぁ。アイドル多聞くんがうたげちゃんを転がしてるだけでジメ原さんは奮起していない。夏祭りの方はジメ原くんが一生懸命頑張っていたので素直にキュンと来ていたのに。1巻の時点で無意識的両想い感があった二人が予想外の方向で拗れていくの、ワクワクとヒヤヒヤの感情に挟まれてて ヴァー! って奇声を上げたくなってしまう。どうなるんだ。
14話、よくよく見返したら扉絵もむっちゃいいな………唇のゆがみ方が最高すぎる……。……―ハッ!!あかんあかん!14話以外の事を言おうと思って読み返したのに、結局14話に帰ってきてる!!もうだめだ……病んでるジメ原くんが衝撃的過ぎた。コミックスの最後に配置されている話のパンチ力、本当に重要ですね。4巻も楽しみです。
多聞くん今どっち!? 3巻
(師走 ゆき)
#多聞くん今どっち!? #花とゆめ
No.
95
乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!? 5巻
まさか5巻で終わるとは思わなくて、5巻が最終ってお話を聞いた時に凄い喪失感がありました……。いやなんかずっと続く感があった……。Amazonのレビュー数もそこそこあったし、まだまだ続くだろうな、と。ただ5巻の内容的には完全無欠の円満ENDなんですよ!!!!!!!打ち切りなのか円満終了なのか察する事は出来ないけれど、どちらにせよ完璧なエンディングでした。いや凄いわ……1巻1話のお試しを読んで面白さを感じた人は買って損がない作品だと声高々に言いたい。ずっと1話のテンションのまま面白いぞ、と。
さて本題ですが。前巻の終わりで登場した本作ヒロインことユウリちゃん。おもしれー女がすぎるんだよなあ!?いやでも大分納得感ある。逆ハーレムエンドがあるような女、面白くないわけがない。タロウが攻略されかけるのが微笑ましくて可愛いんですが、デューもさぁ!!デューが!!そう!デューも頬染めしてるの!!!ありがとうございますありがとうございます!!ユウリちゃんやるじゃん……あの会話から無自覚ボディタッチするの自然すぎてなんの不満も文句もねェよ……世界よこれがヒロインだ。そしてそこからの流れが最高of最高で「いつもの!」感に安心しつつ、作画さんの作画力が爆発しててフィルが妖怪のようで笑いました。作中一のヤバイ表情だったのでは??椅子をうまいこと使ったアングルが好きすぎる……。
ユウリちゃん、人畜無害ヒロインに見えつつもちゃんと欲があるというか「指輪を奪い取る」の選択肢で黒いオーラ出してるの私好みで大変に滾りました。こういう負の面があるキャラ大好きやねん……。同居している叔母との折り合いが悪い件も、ゲーム本編をやるとその影を少しチラつかせるのかなーと思ったり。そして女子キャラの登場は ”諸刃の刃” と妹のリコちゃん登場時にも申し上げましたが、本作ヒロインのユウリは「まあ本作ヒロインだからな…」という点でイケメンとのスキンシップに目くじらを立てずに済みました。男子の中に女子を放り込む事について再三苦言に似た事を申し上げておりますが、そこは私として譲れないポイントなんです。……だって嫌やん……男子校のはちゃめちゃ日常話が好きで眺めてたのに、特例の女子が転校してくるとか!普通に考えたらエッってなるじゃん!?サラダバーにいきなりサーモン出てきたらびっくりするじゃん!サーモン美味しいけどビックリするじゃん……?そんな感じで原作さんの ”女子キャラの調理の仕方” が私のような厄介客もちゃんと見据えた手の入れ方で非常に好感を持っています。出し方が上手いのよ~~!!シスカといいリコちゃんといいユウリちゃんといい、準レギュラー女子が全員かわいいもん。愛い。
ウルトラ大団円エンディングにただただ度肝を抜かれ「そう来る~~!?!?」と膝を叩きました。原作さんは天才が過ぎる。感想でずっと原作さんは漫画がウメェ漫画がウメェと繰り返し言っていましたが、ウメェ所のお話じゃないですね……。このセンスを持つ人は中々いないと思う、天才……。だってこの結末は本当に1mmも想像していなかったので……。予想外もいいとこ!!(いい意味で)
ドタバタ元気系のエンディングの中、シスカのエピソードを挟む事によってちょっぴりシリアスなハッピーエンドを匂わせてるのも凄く好きです。それとコミックスのオマケが豪華!!タロウの本名やらデューとフィルの因縁設定とか盛りだくさんで嬉しかったなあ。織田信長編も見たい……見た過ぎる……。「乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!?おかわり!」とか続編いけると思うんですよ……見たい……。
ともあれ ”好きな漫画” が “凄く凄く好きな漫画” になる終わり方だったので、それなりに満足しています。続きを読みたいので大満足って言うのは無理!原作さん、作画さんの味が上手く噛み合っていて素敵な作品でした。またこのお二人の作品を拝見したいなー!
乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!? 5巻
(コミック:辻本ユウ / 原作:武凪知)
#乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!? #ガンガン
No.
94
ボールルームへようこそ 12巻
終盤の展開「う、うわぁ……」って声もれちゃった……。鎌倉の雰囲気と蔵内くん達のいい空気感をたっぷり時間をかけて描いた後に見せられる悪意のねっとり感がたまらん……。私はたたらくん目線で物語を追っていたから、兵藤花岡ペアが周囲から向けられている感情にとんと気付かず。今こうやってハッキリと開示された事で、序盤を読み返したくなっています。親の七光り問題、兵藤くんだけじゃなくて蔵内くんも背負ってるからこの先運命が交差するんだろうか……。それにしてもガジュ達は大分特異な子たちだったのでは?兵藤くんにこういう感情向けてなかったでしょ確か。
初期は競技としてのダンスの魅力を情熱的に描いていたけれど、ここ最近の展開では”人生の一部がダンス”という人たちが沢山登場して、好きとか嫌いとかそういう感情ではくくれない部分も語られている。そのじっとり感、たたらとダンスの距離感がどんどん詰まっていく風に感じられて凄くいいなぁって。そんな中だからこそ、真っ直ぐなちーちゃんが清涼剤になって安らぎを感じる。感情に含む所が何もなくてストレートなちーちゃん、好き。
ボールルームへようこそ 12巻
(竹内 友)
#ボールルームへようこそ #マガジン
No.
93
僕のヒーローアカデミア 36巻
感想を言いますわよ! 前巻の感想で「>着地の仕方によっては次巻ノ―言及かもしれません」と申し上げました。感想を言うという事はニッコリしているという事です。
15年早く爆豪勝己に会っていたら危なかった。(夢的な意味で)
なんじゃこいつ……多面体が過ぎるんよ……。いじめっ子勝己から始まって、ピーチ姫勝己やって、負け犬勝己もやって、文化祭とかでなんでも出来るスパダリ勝己もやって、更にここ最近は素直勝己でしょ……。いや凄い……。誰かにとっての良い人は、誰かにとっての悪い人だ。みたいに裏表を語るだけじゃなくて、見せる面があまりにも多すぎる。そりゃあ人気投票第一位にもなるわな……。
ずっと後ろに居たと”思いたがっていた”出久くんが自分の隣に居た事にちゃんと気づいて、更にそこから追い抜かれた事もしっかり認めて、その過程を一からずっと見ていただけに「>なァ出久 俺まだ おまえに追いつけるかな」の言葉がグッと心に沁みて、涙腺が緩みました。そこからの、「>サイン欲しかったんだよなァ」発言と年相応の緩い笑みでトドメを刺され……ほんっとこの子はさあ!!めちゃ器用なのに感情だけ不器用なん!そういうとこずるい。これで退場だと思えないのが、数々の娯楽に触れて来た大人のメタ読みで少し自分にゲンコツしたいのだけど、結果がどちらにせよ出久への大きな爆弾となるのでそこの描写を楽しみにしています。……サスケくん(NARUTO)がVSハク戦で死んだ時はガチ泣き出来たのにな……大人って汚れてるわね……。
轟くんVS荼毘編は思ったよりも早い決着でビックリしました。正直コミックス1巻分持っていくと思っていた。アニメ5期分までは先に映像で見ていたので実感が薄かったのですが、こういうサブキャラ同士のバトルカードを速やかに片づけてくれると読みやすくていいですね。感情の連続性を保てるというか。
轟くんが荼毘を越える火力で奴を倒していたら、この二人のカードに一切触れる事無く感想を書いていたと思います。なんかこう……それってなんか……いや…なのよ……!相手が1000の力をぶつけて来るなら、俺は2000の力で立ち向かうぜ!!っていうカタルシスをヒロアカには求めていない。皆が夢えがく、それぞれのヒーローになって欲しい。だから轟くんが炎の力ではなく氷の力を以って荼毘を制したことに、凄く満足感があります。荼毘の煽りをちゃんと受けた上で流してるのも格好良かったな……。荼毘が世の中や轟くんにぶつけてる感情って100%ただの八つ当たりで(ぶつけるべき相手は父親)、轟くんがそれに対して自責することなく「俺たちにぶつけろ」と ”家族の問題” として解決しようという態度を貫く所が良かったです。メンタルよわよわだったら俺の所為だってなっちゃうヤツだよこれは。強くなったね轟くん……。A組は誰も置いていかない。
その一方で、
轟炎司の”乗り越えてなさ”が最高過ぎる~~~~!!!
轟くんは兄の問題をしっかりと乗り越えている事を証明したわけですが、彼らの決着がついてもなお心の霧が晴れない轟炎司が美しすぎる……。「>俺を見ていてくれ」っていう言葉には ”今とは変わる” という意図が含まれていると思っています。そしてその上で出した結論は「>生まれ変わろうなんて考えるな」。変わる事だけが強さじゃないし、乗り越える事だけが全てではない。止まない雨だってある。自責の念に駆られながら一生いきていく事がこれでもかと語られていて、とても良かったです。いや~~~~~~エンデヴァーのエピソードめちゃくちゃ良かったなーーー!!着地点がほんとうに満足です。荼毘を乗り越えてたら多分そっぽ向いてたわ……。
あとは修学旅行に行きたかった3年生とか、耳郎ちゃんの勇気を振り絞る所とか、AFOの煽りとかが好きです。……ほら…基本ヴィラン側だから……清々しい悪役はそれでいて好きなので……。「>学生気分の延長で来てしまったんだね」っていう煽り好き。それな。そしてそれに対する耳郎ちゃんの啖呵な……好き……。
アレコレ語りましたが一番好きなページは弔くんの所です。「僕ちゃんと友だちいるもん!!」
あ~~~~~~~!!モンちゃんもそうだねえ~~~~~~~~~~~~~!!😭😭😭
転弧くんがまだおるんや……ってビックリしてしまった……。出久くんの弔くんまで救いたい精神、作中ですら賛否ありますがこれなら希望の芽が見えたのでは……?とはいえまずはトガちゃんからか!!次巻も楽しみです。
畳む
僕のヒーローアカデミア 36巻
(堀越耕平)
#僕のヒーローアカデミア #ジャンプ
No.
92
ラーメン赤猫 1巻
インディーズ連載枠から通常連載枠への昇格おめでとうございます!それほどまでに人気だとは……思っていたけれど!😊
ラーメン赤猫の面々、それぞれにフォルムも顔立ちも違って絵だけで個性を出しているのが凄いなあと改めて感じました。デフォルメが強い絵柄だと画力の高さがなりを潜めがちなんですが、アンギャマン先生もその類でめっちゃくちゃに画力が高い方だと思っています。動物をここまで描き分けられて、たまにリアルに”猫”してる表情が出てるのが凄い。
動物×食べ物の組み合わせってほっこり系日常漫画に舵を切る事が多い印象なんですが、今作はほっこりというよりはキッチリと「仕事漫画」している面が強くてそこが気に入っています。新しい職場で心機一転頑張ろう!となっている社さん目線だからそう感じるのかな?猫の事に感想がいきがちですが、社さんの仕事にかける一生懸命さも青さと爽やかさがあって好ましく思っている点のひとつです。お話が彼女視点で進んでなければここまで好きな漫画にはならなかっただろうな、とも。通常連載枠になってから社さん目線でお話が進行しない回が続いたのですが、そのお話はいつもより心に響かなくて。どの視点でお話を見るかがこれほど重要だとは思わなかったので、自分自身にびっくりしました。
赤猫メンツの推しはサブちゃんです。佐々木さんと迷うけど!黒猫のおめめがクリッとマルッとなってる感じが凄く好き~~!あとヘソ天ブラッシングね……\ おああ~~ /
ラーメン赤猫 1巻
(アンギャマン)
#ラーメン赤猫 #ジャンプ
2022年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
No.
91
「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント
漫画をやりながら漫画をやりたくて………どうしてもそれを諦めきれなくて……ッ!参考になるかな、と思って読みました。大当たりでした。メンタル管理というか、気持ちの持ちようを説くタイプの本かと思っていたんですが、脳科学の本ですねコレ。
一番参考になった情報が【4-6-11睡眠の法則】です。(本当にぐっすり眠りたい人へ 睡眠の質を驚くほど改善する「4-6-11の法則」(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース )パフォーマンスが落ちると示されている時間の前後、ごくごく微細な予期不安が起こっている事が多くてですね……。バッチリ……当てはまっている……って……。いや、疲労感+食後で血糖値が上がっているから、身体の状態から逆算して不安が発生しているだけだっていうのは常々分かっていたのだけども!それでも嫌な感覚は嫌で!変な日本語を直さない程度には嫌な感覚が嫌!しかし、生体リズム的に誰しもが疲れている時間だと分かれば、しょうがない力が高まるというもの。その時間帯は素直に休んで、夕方に期待すればいい。この情報だけで買った価値大アリの本でした。すぐ忘れちゃうから定期的に読み返そう。
「疲れない」が毎日続く! 休み方マネジメント
(菅原 洋平)
#健康
No.
90
「アジャイル式」健康カイゼンガイド
「うっすらと体調が悪い」という人へ向けた、健康を維持する為の考え方や実践方法をまとめた本。一口で言ってしまうと、健康方面に特化した『独学大全』です。
・健康改善は“やる・やらない”の二択じゃなくていい。無理なく続けるための「アジャイル式」健康カイゼンとは?
良い行動を習慣化させたいけど、実際には出来ない!と地団駄を踏んでいる人の背中を押す内容になっていると思います。そもそもとして”良い”と思っている事が難なく出来るなら世の中ハッピーなんよ。”良い”と思っているだけじゃ身体が動かない。じゃあどうすればいいか?まずもって”何故健康になりたいのか”。その”何故”を深堀りして、自分の願望に向き合ったら後は実際に行動するだけ。……でもそれすらも出来なかったら? ⇒ 小さく細かく刻めばいい!という具合に、気持ちの在り方から実際どう行動すればいいかまで、分かりやすくロードマップが引かれている内容で読みやすかったです。『アジャイル式』という概念以外で目新しい情報は特になく、私にとっては既知の情報ばかりだったのですが、それでも楽しく読めました。
『独学大全』+『最高の体調』+『小林弘幸』の良いトコ取りって感じなので、健康系の本を一冊推せって言われたらコレになるかな~……。納得しないと行動出来ない人に特にお勧めです。……そうです私です。心がついていかないと行動しない。デモデモダッテが得意です!!!!!
「アジャイル式」健康カイゼンガイド
(懸田 剛 / 福島 梓)
#健康
No.
89
脳を鍛えるには運動しかない
運動に対するモチベーションをあげたかったので、それに関連する本を読みました。ずっと興味があったけど、お値段がまあまあするので後回しにしていたのよね……。翻訳本ってちょっと読みづらいし。
運動というか、心拍数を上げると良い脳内物質が分泌されるので脳の機能が改善される、という内容です。運動が身体に良い事は全人類分かってるけど、じゃあ実際どう良いのさ?という事を書いている本で、まさにタイトルが全て。いいタイトルだ。内容はほぼほぼデータなので、斜め読みや飛ばす所が多かったです。納得力を高める為の書籍って感じですね。
この本を読み、ふと閃きました。心拍数を高める=脳の機能を改善するんだったら、サウナでその行為を行えているのでは……?と。運動の代替え行為になってるから、サウナでスッキリしてる働き人が多いんじゃないかなー!私はサウナが好きなので、漠然と「サウナは身体に悪い」と言われると「エビテンスありますか?それならフィンランドの平均寿命は低いはずでは??」みたいな顔真っ赤な脊髄反射反論をしたくなります。好きな物を貶されると冷静さ失う。ただ「身体に悪い」ではなく「心臓に負担をかけている」と言われたら、それはそう、としか言えないので……。温かい所から急に冷水に入る行為が身体に負担をかけないわけがないんだよなぁ!ヒートショック!けれど、心拍数を高める事が脳に良いなら、身体にかける負担を差し引いてでもプラスの働きがサウナにはあるんじゃないかなぁ……なんて事を思ったりした次第です。
以前言及したこの本 でも、身体に対する働きより脳に対する効果を前面に出していたし。コロナ禍になってからスーパー銭湯に行く習慣がすっかり抜けてしまったので、2023年は週1ペースで通うようにしたいなあ。パニック障害を克服する練習として始めた事だったから、割と寛解している今は通う動機が薄かったりしたのよね。ドキドキさせて発作を起こさせる事で、心拍数が上がってるから不安になってるだけで身体の正常な反応なんだよ~~って学習させるためにやっていたんです。……文字で起こすと暴露療法ってめちゃくちゃスパルタだな?でもこうやって慣らすしかないからなあ。そして割と寛解した、と言うものの未だ夜中に動悸で起きる事はあるので、大きな発作につなげない為にも継続してサウナに通うぞ。決意を新たに。脳みそを鍛えてこ!……とはいえ、ととのう事自体は好きじゃないのよね~~~~~~!!!!頭の中に宇宙出来て怖いんだわ!!!!あれにハマるひとすごい。
心拍数を効率よく上げるHIITもね……ちゃんとやっていきたいんだけど、辛過ぎてやりたくない……。HIITを5分やるか、有酸素運動(ズンバかフィットボクシング)を30分やるか、って天秤にかけて後者をとってしまう現在です。25分余計に動いたとしてもやりたないレベルでシンドイ。健康を維持するのって難易度高いね!
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
( John J. Ratey )
#健康
2022年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
No.
88
烏の緑羽
「分かるけど分からねェ……!」が解消されるかと思ったら、フォーカスされた先が長束さまだったので色んな事が分からないままっていう~~~~!【楽園の烏】の感想でも言及したのですが、今回も読書エンジンがかかるのが遅くて前半は休み休み読んでいました。しかし中盤になってからは何もかもが気になってきて、就寝時間を1時間半もオーバーした形で一気に読了してしまい。八咫烏シリーズ、最初のパンチが本当に弱いんだけど、前半の出来事が遅効性の毒みたいに一気に巡り始めるから凄いなあと思います。いやだってこのタイミングで路近の話聞きたい人とかいる!?!?おらんやろ!!けれど、長束さまと路近周辺を掘り下げる事によって、山内の裏の部分とかの世界観がこれでもかと感じる事が出来たので、必要な内容だったなぁと考え直しました。というか、雪哉一人に肩入れせずに済む。
【烏の緑羽】は長束さまのオムツがいかにしてとれたか、というのをメインテーマにしているようで全然そうじゃなくて、山内のいびつさを改めて叩きつけたかった+サブの登場人物について掘り下げる事で、雪哉と対立している面々への共感力を上げたかったのかなって。そもそもとしてタイトルが……だし!【追憶の烏】で雪哉の心境だけ知っている状態で、いかにして【楽園の烏】に至ったかが描かれたら、大多数の読者が雪哉の選択が正しいと思ってしまっていたと思います。前作主人公だしね。長束さまと緑寛が掘り下げられた事によって、ああいう環境で育ってきて、その上での信条があるから雪哉と対立したんだな、という納得力が上がったというか。ネット上の争いごとでもそうですが、片方の事情だけしか知らないとかフェアではありませんからね……。両者の下地をしっかりと読み込めた事で、これから先に何が起きたとしても片方に過剰に肩入れせずに済むのは助かります。とくにわたし、めちゃくちゃ感情で物を言うので!分からないものは怖いの精神なので!「お前――このためか」
その顔を見た瞬間、これまでどうしても分からなかったことが、ようやく分かった。
「このために、私に仕えてきたのだな」
―第六章 翠寛
ここからの流れ、パズルのピースがカチッとはまって脳汁がぶわーーーっっと出る感じが堪らなくて大好きです。しびれた。
緑羽視点で路近の過去を追ったものの、追えば追うほど意味が分からない存在で霧は濃くなっていくばかりで。早い話がサイコパスですよね彼……。精神疾患をバシッと決め打ちしていうの、物語上の登場人物とはいえちょっと憚られるな~~!路近自身が望んでそうなったのではなくて、生まれ持った気質だからなおのこと。
それはさておき。理由が理解出来たからといって、それを心で咀嚼出来るかどうかは別だな、と路近を見て感じました。先のように”納得力”という言葉を私はよく使いますが、彼の事は分かったけれどその心の在り方に納得は出来ないというか。霧は晴れども、そこには沼が広がっていてこれ以上は追えなかった。そんな感じです。これを側における長束さまは凄い人だよ……すごいよ……。奈月彦を全肯定するだけの人だと思っていたら、今巻で一気に深みが増したなあ。なんせ私、雪哉の主どこ行った!?!?奈月彦だけじゃなくて浜木綿もいないし私の大好きなますほさんもいないし更には澄尾すらいないんだが……?いないんだが…?どういう事なの…なんなの…全く分かんない…作者さんがこの混乱を狙っている事だけは分かるんだけど。ますほさんとか澄尾いるとなんかちょっと安心するから長束の方出すのがまたいい塩梅だわ…。その長束様もよう分かんないとこにいるしさあ。
って【楽園の烏】の感想で言うてるから!!長束さま出てきても全然安心感ないって半ばディスってるから!!ごめんね!!しかし公式でバブちゃん判定が出た事により、この時感じた私の長束さま評は間違ってなかったんだな、って。
次巻はようやく浜木綿さん視点が来るのでしょうか。正義の反対は悪ではなく別の正義、というのを痛い程描いている第二部。登場人物の行く末というミクロ視点も気になりますが、八咫烏の未来というマクロ視点でも続きが気になっています。栄えなくてもいい、穏やかな未来がありますように。
烏の緑羽 /八咫烏シリーズ
(阿部智里)
#阿部智里 #八咫烏シリーズ

