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215
猫を処方いたします 2巻

表紙と目次の時点でそんな気はしていましたが2巻で完結してしまい少し寂しい。でも妙に引き延ばさずにパッと幕を閉じる漫画は美しいので。駆け足でも打ち切りでもなく綺麗にまとまっていて良かったです。

っていうか今回の感想は患者さんの事を一切言わない主にニケ先生溺愛スタイルだけどよろしい?いいな、だってこの漫画を手に取った理由は大半がそこだから……。

といった矢先に巻頭の話に触れるんですが、あのシチュエーション、私も幼き頃にやった事があるので心臓をめちゃくちゃにえぐられて読んでて苦しかったです!!このトラウマを抱えている子ってそれなりにいるのではなかろうか……「うちでは飼えないよ」。そんでね、漫画の子はユキちゃんだけどうちの子はクロちゃんなんですわ……勘弁してくれ~~~~記憶のリフレイン~~~~~。
下手に慰めるでもなく「>捨て猫の末路なんて言えるもんじゃありません」ってハッキリ言ってくれるの良いなって思いました。そりゃそう。でもこの発言のあとに「増えて減って巡り巡って」とあり、また記憶のフタが開いちゃったんですよね……うちの近所、黒の野良猫ばっかで………何代経ってもボス猫が黒で……。巡り巡ってるといいなあ、と思います。

しんみりしちゃった。っていうか命の話だからしんみりしちゃうのは当たり前体操。そもそもとしてニケ先生たちの出自があんな事だったとは思ってなかった……!現実に起こりえる地獄の話、心がキュッとなるのでフィクションでもなるべく避けたいのですが、あの過去があるからこそ猫が処方されているという事が分かり、その一連の設定に膝を打ちました。処方されてる子たち、そういう事ですよね!?!?来世で幸せを掴もうねってやつですよね!?!?おあー………良か………深みがある……。あの子達は一体何処から湧いてくるんだろうと思っていたらそういう……。良かばい……。

梶原さんがメインのお話になってからは好みの顔がふたつに増えて眼福ほくほくだったんですが、いやこれニケ先生の表情の出し方がすごい好きであって顔自体にときめいているわけではないと気が付きました。笑い方ひとつとっても眉の角度が微細に変わるだけで印象変わりますね……。あとお口ね、八重歯ね。

ニケ先生とちーちゃん、救ってくれた人間に恩も愛情もあるけれどそこに依存しきっていないのがなんとも猫っぽくて好きでした。特にちーちゃんはお手本みたいな良いツンデレである。その顔で「猫は薄情」って言ったところでなあ!
原作の二人どんなテンションなんだろうな……。小説で読むにはちょっとテーマが重いというか考えちゃうところがあるので追いかけるかどうかは未定なんですが、今度本屋で覗いて来ようと思います。なにせニケ先生のお顔補正が……ないからね……、マジで大事なんだココ。
ふらっと手を出して良かったなあと思えるコミカライズでした。── ニケ先生溺愛スタイルとか言いながら普通に自語りと感想多めで笑う。面白かったってことだな、うんうん。


20260309133109-motiri.jpg猫を処方いたします 2巻
(石田祥)(ふじもとまめ)

#猫を処方いたします #KCデラックス

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