2022年7月の投稿5件]

2022年7月31日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
76
聖☆おにいさん 20巻

巻跨ぎで長編になってる映画編、特に楽しみではなかったんですが(ぶっちゃけた)オチが良かったので全部OKでーーーす!!!!!👍👍👍👍 明けの明星~!!💖✨あとマーラも正しく主役を食っていましたよ……。娘たち可愛い。

今回はどの単発ものも好きでしたが、アダムさんとイヴさんのカードを大胆に切ったのが面白かったです。まさか竜二さんたちとの話で出てくるとは思わないじゃん……。人類みな彼らの子孫なりけり。

20230510135959-motiri.jpg聖☆おにいさん 20巻
(中村光)

#聖☆お兄さん #モーニング

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No.
75
信長のシェフ 32巻

日本史に対して無知だったのは、この漫画を楽しむ為だったんだよ!

お陰様で武田の行く末も松姫の行く末も全く知らず、全力でのめりこむ事が出来ました……。でき……まし……た!!!武田よぉ~~~……武田……武田の結末こんなだったの……?でもさ、ほらアレ、武田家の皆さん現在でも同窓会してなかった……?私の記憶違い…?「武田家旧温会」これ!私が知ってるのこれ!だからなんか根絶やし方向に行くとは思ってなくて……。根絶やしだったわ……。三点リーダ多用してごめん……今回多分ずっとこうだわ。

勝頼さまが孤立していく様、これが完全なるただの下剋上というか単純な裏切りなら心に来る事はなかったんでしょうが、そうではなかったんですよね……。武田家のため、領民のため。人それぞれに矜持と事情があって、ああなってしまった。265話の後半、辛過ぎてガチでめそめそしてしまった。今も瞳が潤んできている。86Pの右下コマの表情が一番ダメです。期待が絶望に変わる間際の一瞬を切り取った、見ようによっては間抜けに見える顔。しんど。

ケンと勝頼さまのお別れの仕方、どうなるのか全然想像がつかなかったのですが、偶然パッと遭遇しちゃうというご都合はあれど、言葉に無理がなくて好きです。「お元気で」。勝頼は可哀そうな人なんかではない、というモノローグも良かった。死力を尽くした人への”可哀そう”は無礼極まりないですもんね……。それはそれと理解した上で私は「かわいそすぎる(運がない)」とやはり思っています。ただ、「元気に行くか」って肩を並び合える家臣達も居るし、奥さんが「死んでもからも一緒」って言ってるし、最後まで戦場に立っている様が格好良かったし(史実諸説あります)、悲壮さは一切感じない終幕で。……やっぱり「可哀そう」の言葉は勝頼には似合わないな。「人生ベリーハードモードだったね」かな。良き最期でした。

浅井と武田、どちらの最期が(漫画として)ドラマティックか自分の中で天秤に乗せていましたが、完全にイーブンです!ケンの「お元気で」が結構効いたな~~~!!浅井の時の「心やすらかにお逝き下さいますよう」も残酷だけど優しくて好きだったので、それと同じくらい良い言葉が聞けて、やっぱりこの漫画好きだなってなれたのが嬉しかったです。

お料理パートはマメ知識成分が多めで楽しかった。甘味を感じる自然物ってサトウキビと蜂蜜しか知らなかったので、甘草というものが存在するのを初めて知りました。

今回も光秀の目は死んでいました。(毎巻言及し続けているノルマ達成)

20230510135835-motiri.jpg信長のシェフ 32巻
(梶川卓郎)

#信長のシェフ #芳文社

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No.
74
僕のヒーローアカデミア 35巻

ヘイ!いつもの!(隠します)

皆がヒーローになるまでの物語。そう来るか~~!!これは少年ジャンプ的な王道展開でグッと来ますね……。私、”皆”って1-Aのみんなの事だと思っていました。なので、心操くん、物間くんにスポットが当たるの全くの予想外でビックリしちゃった……。心操くんが自分の個性に関して抱えてる複雑な心境は知っていたけど、物間くんも似た気持ちを抱えているとはつゆ知らず。そんな物間くんが滅茶苦茶に頑張って張り切って全力なの、なんかこっちが嬉しくなっちゃう。あと相澤先生のいい先生・最高の大人っぷりは前から発揮されているのでもう言わなくていいな?この人、記者会見の時から株がずっとストップ高なんだが!?相澤先生が指導者として完璧すぎる。……ゆえにオールマイトの稚拙さが目立つんだよなワハハ!

デクくんとお茶子ちゃんの会話パート、ずっと同じ方向を見ていて良かった。身体の向きがずっと左で、お互いが向き合っての対話が実質なかった。これはお互いを見ていないっていう事の示唆じゃなくて”ヒーローとして同じ未来を見つめている”事の示唆だと思う。ああ、この二人の関係性が好きだな、ってこの数ページを読んでしみじみ感じました。お茶子&梅雨VSトガちゃん、どうなるのか凄い楽しみ……。

轟家の事情は次巻で完結するんだろうか。勝った、負けたの勝負で言えば弟が勝つのは目に見えているんだけど、心の部分でどう決着をつけるのか注目しています。この家族、きれいごとだけじゃ片付けられない事が多すぎて、答え合わせを見るのが少し怖い。着地の仕方によっては次巻ノ―言及かもしれません。私は全面的にヴィラン側に心境肩入れしているので……ヒロアカの個性社会は超クソ!!!!!派なので!!!
畳む


20230510135719-motiri.jpg僕のヒーローアカデミア 35巻
(堀越耕平)

#僕のヒーローアカデミア #ジャンプ

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No.
73
マリエル・クララックの婚約 6巻

リュタンがいなくなってあからさまにテンションを下げているのが5巻だったんですが、超個人的な事情がなくても仕込み巻だったから仕方がないよね!?ないよね!?いや~~そこから一転、6巻……面白かったです……。

初っ端の殿下のお説教+マリエル号泣のパートがはちゃめちゃに良かった。マリエルの猪突猛進を諫める係はシメオン様の役目で、更にはソレがエブリデイ効果がないという現状。彼の立場になってみると、うんざりしてくるのが十二分に分かってしまうので、冒頭パートにてマリエルに対して口数少な目だったのが「失望」だと受け取ってしまう気持ち、すごーーーくよく分かる。更にそこから出てくる”秘密”の数々。そりゃもう決壊しちゃうよな、って。泣きついた相手が意外だし面白かったしで、感情の流れから〆までカンペキで花丸💮
マリエルも悪い所がいっぱいあって、それに対して殿下は最初怒るんだけど、ちゃんと彼女の気持ちも汲んでフォロー入れてくれるの凄く凄く思いやりがあって良い……。仮にこのフォローがなかったら、読者の私も「んまーー!!マリエルはシメオン様が心配で心配でたまらなかったから動いただけでしてねッ!」って憤慨の気持ちのまま進み、マリエルの決壊に「泣くなーーーーッ!」ってテンションになってたと思うので、マリエル側の気持ちに寄り添った言動をして頂けて助かった。殿下めちゃいい男じゃん。

奇しくもコチラのお話も「自分にはないものに憧れて、妬んで、陥れる話」なんだけども、救済の仕方がやはりそれぞれなので面白いなあとも思いました。この題材はなんぼあっても良いですからね。”自分にないものに憧れて妬む”は今回のマリエルにも係っていて、それが作者さんのやりたかった事なんだろうな、と。憧れて妬んだその先をどうするのか。……まさかそれを”萌”に昇華するとは思わなんだよ……。実際ローズさん最高だもんな……「ちょっと手は出したけど」って正直に言う所最高に好きだが???仮にさ~「私、あなたが素敵すぎて嫉妬してます」ってローズさんに告白したら、こちらの良い所を滅茶苦茶言った上で悪い所も言ってくれそうじゃない?……あれ…コレ……わたしローズさんの夢女になってる???

あと今作で思うのが、アラスカぱん先生のコマ割りってハルタ系列と同じ雰囲気(細かめ)でありながら、角度や枠の描写が大胆なので、少女漫画の王道!って雰囲気に一周回って帰って来るのが凄いと思う。丁寧と大胆の合わせ技がカチッと噛み合っている。率直に申し上げて参考にしたいし勉強になります。

リュタン居なくて寂しいな~~って正直思っていましたけども、このままマリエルとシメオン様を振り回さずに居て欲しい気持ちも本当なので、この先の展開が少しだけ怖い。何もなく結婚式上げてたら物語終わってんのよ!続いてるのはそういう事なの!んあ~~不快にならない程度・冗長にならない程度のアクシデントでなにとぞー!

20230510135626-motiri.jpgマリエル・クララックの婚約 6巻
(コミック:アラスカぱん / 原作:桃春花)

#マリエルクララックの婚約 #ZERO_SUM

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No.
72
薬屋のひとりごと 10巻

いつも面白いからズルい。刊行ペース、お話の面白さ、作画の良さ、全てが安定していて分業のいいとこ取りを極めた作品だと思う。構成の七緒先生はネームまで噛んでいるのだろうか。漫画がお上手すぎる……。お話が常に面白い事は言うまでもなく。大きく事を動かす前の小さな仕込みが上手すぎる。そしてねこクラゲ先生は絵がずっとお上手ーーー!ねこクラゲ先生が描いた高田船からの脱出FA 、めちゃんこ素敵で定期的に眺めている。みんな個性がバチッと出て良い!

月精のお話、来賓による人を小ばかにした表情の描写が……見ているこっちが腹立つ感じで良かった……すごい…普通にムカついたぞあの表情!!ねこクラゲ先生は絵がお上手定期。表情の描写に関して、今までもずーーーっと「猫猫の表情の出し方いいな~」って思っていましたが、10巻を越えてもなお猫猫の色んな様子を出せて飽きを感じさせない事が凄すぎる。ワンパターン化してしまう事ってあるじゃない。どのキャラでもあの感情の時は同じ顔してるなって。(特大ブーメラン)それが『薬屋のひとりごと』には全然ない。今巻で変な役をやらされてむくれている壬氏さまの表情も、いつもの軽く拗ねている感じではない。表情がモノを言うっていうのを全力で魅せつけてくれる漫画で大好きです。

梨花妃のところの騒動、落ち着く感じで良かった~!!!わたし梨花妃好き。最初の登場で印象悪くしてるけど、そこからのおどおど可愛いムーブがギャップあって良いのよ……好き。一方で、玉葉妃の優しさMAX振りのふわふわ系お嬢様に見せかけた上でのしっかりと物を考えているしたたかさもめちゃ好き。上級妃はこの二人を等しく応援しています。
杏さまの「なんで」に関しては私の好きなものと見せかけて、他人にばかり気を取られ足を引っ張り他害するタイプは好みから大きく外れているやつなので……。ただね、理解は出来ちゃう部分もあるのよね…こういう人の心情。一歩間違っていたら自分もそうなっていたかもしれない可能性、無限にあるもの。だからこういうキャラを見る度、嫌いにはなりきれないし心の褌をギュッと締め直す気持ちです。

選択の廟、純粋に謎解きの先が全然見えなくて気になる~!!早く読みたい!前回は解決策が透けた前/後だったから大きな期待感は無かったのだけど、今回はワクワク感がすごーい!たのしみ!

20230510135531-motiri.jpg薬屋のひとりごと 10巻
(コミック:猫くらげ / 原作:日向夏)

#薬屋のひとりごと #ビッグガンガン

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