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No.
132
限界煩悩活劇オサム 4巻

最終巻………!!!悲しいけれども、惜しむ形で見送れるのは幸せな事ですね。連載が始まった当初は「読み切りは確かに面白かったけど、何話も熱量を保ち続けられるのか……?」と思っていました。そんな心配はどこ吹く風で、1巻から4巻までずーーーーっと楽しかったよーーー!!時たまコッチまで殴られるからダメージを負う漫画でもあったけども。半年に1回くらいのペースで時事ネタを続けて欲しいんだけどダメか……?ダメだな……お金にならない……。

漫画の感想:自分のオタク観語り = 50 : 50 くらいでお送りします。隙あらば、自語り。

【第22回 学習回】で怨霊ちゃんと同じ土俵に立とうとするオサムむっちゃえらい、ちゃんと除霊師してる……。対話しようと思ったらある程度のチューニングをしなきゃいけない。それにしたって古典か~~~~~!入口が割と狭いし、原典の訳で大幅な解釈違いを出しそうで難しいジャンルな気がする。これは怨霊になるのもやむなしよ。
カイカちゃんが「>もっとゆっくり 一行ずつ」って諭すコマめっちゃ好き!あと怨霊ちゃんのデザインが今回も逸品で!いつも好きなんだけど、今話はとくにお気に入りです。着物風の装いになっていた蕾が、気持ちが満たされて花開いていくのがセンス良すぎる!それとバヒさんの被り物が毎回変わってるのも好き。かわいい。バヒさんは邪悪だけど。

オサムもカイカちゃんも、人の話を聞こうとするスタイルが共通していて良いなぁと思っています。カイカちゃんは『オタクに優しいギャル』という属性を付与されており、分かりやすいがゆえにその一言で片づけちゃいがちなんだけど、ただ単純に『人の話を聞こうとするいい子』なんだよなぁって。話をちゃんと聞いてくれる人だからこそオタク怨霊が懐くのホント分かるもん。そして一方のオサムは『人の話を聞いた上で我を通す』タイプだからこそ、己の熱量で怨霊を除霊出来るんだろうな、と。良い組み合わせの二人だ。
カイカちゃん、人の話は聞くけど染まらないっていうのが凄いなと思っていましたが、ここに来て激メンを学習しだすの可愛いですね!?友達と同じ言葉を喋りたいという気持ちは尊いもの……。

【第24回 古回】は解像度が高すぎてグサグサ抉られるなどしましたが大丈夫です、生きています。今も歴史更新してまっせ私!!黒いかどうかは未来で決めるよ。
>サイト残す流れだったじゃん!!!」からの容赦のない削除好き。それとこれとは別!!!
本人が見たらガラクタの山でも、よその人がみたら宝の山なんていう事は往々にしてある。でもこの思考は『他人の評価を軸にする』事と背中合わせなので、深く考えるとドツボにハマって難しいなぁ~。趣味の活動なら「需要は我!供給も我!それが無くなったらオサラバ!」くらいの思い切りの良さが精神衛生を上手く保つコツのひとつになるのかもしれない。

創作の深みは考えると面倒くさい事この上ないのでノーコメントです!!!8年前のものに萌える事もあれば、3ヶ月前の作品が直視出来ない事もある。そんな感じ。
このお話はカイカちゃんの「>お茶して待とうねぇ」ってしているコマが凄く可愛くて愛おしいんだ……LOVE……。

【第27話 絶望回】で『限界感情の闇鍋』になっている時「落ち着こ!!!」ってなってる怨霊ちゃんにすごいシンパシーを覚える。いや君も落ち着けてないから怨霊化してんだ。気持ちが二つある〜ーーーー。分かる~~~~~。バヒさんみたいに荒ぶれたら分かりやすくていいんだけどな……。冷静と情熱のあいだで。あと1話の敵(バヒさん)が再び敵になるのがジャンプ的な感じで熱いですね……!バヒさん相手ならオサムも遠慮なく殴れるし。

最終回への向き合い方で「追ってる間ずっと楽しかった」という言葉が一番に出てくるのが好きだァ……。それ…………生きる楽しみ。それに対する良い感じの解決策なんてないよな。一緒においおい泣いて除霊するのよかったです。

長々と続けるタイプの作品ではなかったと思うので、この形での着地に満足はしています。いや、もっと見たかった気持ちも当然あるのだけれど!お話が好きなのもそうなんだけど、ゲタバ子先生のキャラデザ力の高さにいつも感心していました。それに劇中作にも力が入っていて本編でのオタクトークを補強しているのが凄い。バンとヒスイくん、カップリング論争が激しくなるの分かってしまうもん。まぁ私はヒスマリ派なんだけど。
ところで『味ショー』のオマケ、ちくわとさつまあげはやっぱりそうですよね!?!?推奨してますよねそのコンビを!!!そうよね!!!!解釈一致!!!!ありがとうございました……。怨霊化せずにスッキリ逝けるってもんだよ。

『田舎と妖怪』『キャラ萌えオタク』と来て次はどんな作品を描くのか。ゲタバ子先生の次回作も楽しみにしています!

20231011131451-motiri.jpg限界煩悩活劇オサム 4巻
(ゲタバ子)

#限界煩悩活劇オサム #ジャンプ

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No.
119
限界煩悩活劇オサム 3巻

みしんちゃん可愛いよみしんちゃん巻。ツンデレでお嬢様でチョロい幼馴染、属性盛りすぎか?あと羊モチーフでふわふわしてる外見が凄く好み~!顔芸も好きです。喜怒哀楽がゆたか~!
ぶつ森回での「>何でいまさらこんな楽しいこと教えますの?こんなのわたくし1人じゃ取り戻しきれない」の言葉が、表情も相まって苦しくてなぁ……!娯楽に目もくれず頑張ってた幼少期を否定したくない、っていうのもみしんちゃんらしくて良い。ゲームや漫画やアニメが楽しくて、もっと早くに知りたかった、って悔やむんじゃなくて「"おともだち"と好きなもので遊ぶ事が楽しい」って気付いた時に感情が溢れてるのがエモなのよ……!
あと前作から思ってたけど、作者さんはぷにぷにの幼女を描くのが本当に得意ですね。ぶつ森(ぶつ森ではない)で遊んでるオサム、みしんちゃん、カイカちゃんのページめーーーーっちゃ好き。しあわせになっちゃう。

今巻に収録されている第14話『筆折回』で「買うか……コミックス!」と決意したので、そういった意味でも楽しみにしていた巻でした。いや、巻末オマケのバンメン資料が見たかったのが一番なんだけど。お話が好きだなーってしみじみなったのがこの回です。前も言っていた『かき手』表記が出た事に心がときめいちゃって……。『描き手』でも『書き手』でもなく『かき手』。二次創作って漫画やイラストを作る方にフォーカスがあたりがちだけど、小説を書く人もちゃんと見えているこの表記の仕方が凄い好きだ。
表記と言えば『十万憶土真珠甘砲』で『クソデカましゅまろほう』もセンスに溢れていて好き!オタク構文、トレンドを理解している言語表現が多いから凄いのよこの作品。作者さんは何者なんだ……"""ホンモノ"""か?



>公式から全く別の解がお出しされたらどうしよう!!

わかる。

ここの文字を大きくする為だけにスタイルシート整備したわ。分かる。都合のいい幻を一生見ていたい。けども公式あっての二次創作……!それは!そう!だから公式からの供給はありがたい事なんだけど、稀に起きてしまうのよ。『公式との解釈違い』!!この言葉、マジで我がままで自己中で何様???って感じだから言わない方がいいと分かっているんだけど、続編(かかわってるメンバーが違う)とかで発生する事があるので私は使っちゃいます(怨)。まぁオサムはカップリング論ありきで話してるから、私が話している事とはベクトルが大分違うんだけど。それでも答え合わせは怖いよね。
公式にリスペクトは持ちたい……!それが”正解”なのは分かってる…!でも……!というオタクの葛藤が表現されている『幻覚回』、共感しかなかったっスわ……。あと『再戦回』で楽しみすぎて体調崩すのもメチャ分かる。分かる~~~~~~~!

『非オタにカップリング論争を仕掛けた罪』で思い出したけど、「〇〇(作品)が好きです」って話をした時に「誰が好き?」って言われるの困る、という意見をチラホラ見て、己を省みるなどしました。私もソレやりがちなので……。作品の物語、世界観が好きなのであって、キャラ個人に注目しているわけではないってケースは確かにある。私の場合『葬送のフリーレン』とかがそうかな。気を付けていこう。

今は何でも美味しいみしんちゃんがこだわりを見つける日が来るのか、それが楽しみですね……(ゲスい顔
)それにしてもカイカちゃんの立ち位置って本当に凄いなあ!非オタならではの発想力というか、外へつなげる力というか「>この気持ち かき手の人が聞いたら喜ぶんじゃね?」は解決方法として思い付いてなかったので。オタク、問題を自分たちの中で解決しようとしがち。そしてこの発言はクソデカ主語で怒られるやつ。

20230708152624-motiri.jpg限界煩悩活劇オサム 3巻
(ゲタバ子)

#限界煩悩活劇オサム #ジャンプ

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No.
113
限界煩悩活劇オサム 1、2巻

ジャンプ+で読んでいる作品。読み直したいタイプのお話かと問われたら「う〜ん」と首を捻るところだったので、コミックスを購入するかどうかは保留していました。……でもオマケが気になってしまって……ヒスバンかバンヒスか、自分がどっちに転ぶか知りたくて!!!いや、BLに転がる事は滅多にない人間なんですが、作中の人たちが凄い熱意で話してるので気になっちゃってね……。巻末に作中作品の資料があるなら確認せねばならない。ライバル×主人公か、主人公×ライバルか。

……ヒスマリ、だな……。(ライバル×主人公の幼なじみ女子)

マリンちゃんから感じる高飛車で世話焼きな空気感、1人で生きていけるであろう光属性主人公のバンくんよりも、支えがないと生きていけなさそうで影があるヒスイくんの方が合ってると思う。いや全部妄想で話してるんだけど。10Pに満たない行間で喋ってるんだけど。マリンちゃんなんて全部合わせて7カットくらいしかないけど。つい真面目に考えてしまう熱が『激メン』には、ある。

作中作の話はまあ置いといて!(『あじショー』はちくわくんが好きです)(でもズブりそうなのはさつまあげです)
二次創作を題材にしている漫画はそれなりにあれど、そのテイストって "制作活動のジレンマを描いてからの感動" で味付けされている事が多い印象があります。今作はそういった「苦しい」部分を怨霊という形で表現し、ギャグの方向に振り切った舵取りをしているのが新しくて!茶化しじゃなくて、ちゃんとギャグに昇華しているのが凄いなぁ。漫才もそうだけど、笑いって紙一重だと思うので。それに”かき手”さんへの配慮と愛情が感じられるのがすっっっっごく好き!『描き手』でも『書き手』でもなく、『かき手』で両方を指してるのメッチャ良くない?良い。

ゲタバ子先生のオタク文化への理解が深すぎる……。いや、イメージカラーを左右に並べる文化とか知らなかったので、私よりもBL界への知識が多いまである。色んな怨霊が居て楽しいなぁ。……人の畑だから呑気に見ていられるのであって、一次創作の怨霊が出てきたら”分かり”すぎて心にダメージ追う可能性はあるけども!怨霊ちゃんワカルよ~~ワカル~~ってなりそう。

1,2巻の分で1番好きな怨霊ちゃんは6話の考察ガチ勢バンヒスの人です。

他者の考察に踏み込み
不毛な争いを生む事を恐れるあまり
この拳 振るう機会 一生涯無く!!!


その粋や良し……!考察しようがしまいが、原作にない表現を煎じている時点で同じ穴のムジナなんだけども、なんかこう、こう……自分の中での説得力っていうかさぁ!!地面をさ、固めたい気持ちよく分かるよ!でもその”考察”を言葉にして乗せると、意図していない形で届いちゃう事ってあると思うのね。絵や小説、動画みたいに作品で「自分の解釈はこう!!!!!!!」って殴るのとはちょっと違うというか。だから、そういうすれ違いを恐れ己のパトスを我慢して怨霊になっちゃった考察ガチ勢の人はむっちゃ優しいと思うのよ。自己中気味の怨霊ばかりを見て来たので、こういうタイプもいるのかっていう発見が面白かったです。あと素直にビジュアルがいい。怖い。

オサムの横でオブジェクトになりそうなカイカちゃんが毎度オタクに優しい事言うのも好き……。非実在ギャルの『傾聴力』!!!!沼回のカイカちゃん惚れてまうで。

20230519124056-motiri.jpg限界煩悩活劇オサム 1、2巻
(ゲタバ子)

#限界煩悩活劇オサム #ジャンプ

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