2023年7月の投稿4件]

2023年7月21日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
122
信長のシェフ 35巻

「何も起こらなかったら起こらなかったでええ!!」

秀吉~~~~~~!!!!😭😭😭
のぶシェフの面々が好きすぎて他の信長系が読めなくなってしまう……。長い間、それこそ10巻近く『望月さんに会う』が目標だった中、『明智光秀を止める』という本チャンの目標にシフトしてから毎話毎話面白くて目が離せない。前巻に引き続き今回も面白かったー!
秀吉がケンの事を信じるまでに何かしらあると思っていました。それこそ「料理で証明して見せろ!」みたいな。……なかった………ビックリした……。『自分は未来人である』『明智光秀の謀反』。こんなとんでもない話を信じられる秀吉が最高に頼もしい。それでいて「嘘だったら覚えてろよ?」なんて事も言わず上のセリフでしょ?かっこよー!!!さすが日本一出世した人たらし。

毛利を止めろって言われて「はい!」の一言で返せるケンはやっぱりおかしいですね。織田の台所衆が作り話になってるの笑った。そうよね。「ケン」「分かりました!」の2人がおかしい。大好き。

「交渉型戦争ボードゲームはシミュレーションゲームではない」という話を先日しましたが、それが今作でも言われるとは思いませんでした。戦争っていうのは人間の感情が入ってくる。ケンって自分と自分に関する感情に関しては鈍いのに、こと"人間"という生き物に関しては手玉にとるのが上手いから恐ろしいなぁ。『飯の匂いで正気に返る』戦法も懐かしい。
関係ない赤の他人の気持ちは分かるのに、なんで楓さんの事はさっぱり分からないの……。楓さんに関して、キッチリと気持ちの決別を描くとは思わなかったので意外でした。そもそもとして楓さんからの好意矢印ってあまり重要な要素ではなかったしね。でもメタ的な事を言うと死亡フラグが立った感があって怖い!!ネームドキャラが誰も死なないのは無理だけど、出来る限り死んで欲しくない。

わたくし、戦国の知識に疎いもので、毛利といったらBASARAのオクラしか思い浮かばないんですけども、あれは元就で今回出て来た人は輝元なのね?なるほど。毛利イコール日輪と三本の矢しか印象になくて……。
今回の船上での交渉劇はスッゴイゆるゆるで力が抜けている感じが読みやすかったです。多分これ、輝元のパワーよね……。気安いというか、これまた人たらしのオーラというか……。あと官兵衛もツッコミ気質でこの雰囲気に一役買って良い味出してる。そして「>結構 性格悪いね お前」のコマめちゃくちゃ好きぃ……。もっと官兵衛も見たいけどもう終わりだぁ……。
ケンのお料理外交戦法って相手に知識や経験があるのを信頼した上でとるからそういった意味で性質が悪いな、と。意図に気付かないバカであればそれはそれでよし。次回から交渉のテーブルに付く余地がないだけ。けれど意図に気付いてしまったら、もうケンの手のひらの上。性格悪い。でもやっぱり人に寄り添う料理を作ってるのよね。ソックルは食した事ないけど、ハンバーグの下のスパゲティ好きです。

がんばれ望月さん。がんばれ……!最初は望月さんのぼんや~りのんび~りした感じに不安を覚えてはいたのだけど、このどっしりと構えた感じが今では安心して見ていられる。お金ないよー死んじゃうよーってなっても悲壮感があんまりないもの。そもそもとして望月さんがケンに何を渡そうとしているのかが全然分かってないし……。今までの傾向のメタ読み的に大した事ないブツだと思うんだけど実際なんなんだろうなー!あとケンパパの素性も気になる。戦国トリップで辻褄を合わせるのなんて期待していないんだけど、何かしらある予感がしている。

食べ物関係の献上品を止める光秀かしこぉい……。もう事が始まってしまった……本能寺の変まであと三日……。嫌じゃ……嫌じゃ……。目が死んでるとか死んでないとかそういうのではない……。史実とどう折り合いをつけるんだろうか。信長が生きていようとも、秀吉が光秀を討つのは変わらん気がするのよーーー!嫌じゃー!嫌ー!

20230708163131-motiri.jpg信長のシェフ 35巻
(梶川卓郎)

#信長のシェフ #芳文社

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2023年7月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
121
鹿楓堂よついろ日和 18巻

晃くんが良い子……!「>生意気なこと聞いたりしてごめんなさい」この一言で私の好感度がぐいんぐいん伸びています。血縁関係なれど、雇用主相手にそのあり方を問うてるわけだからね……。ここでビジネスモードに戻りきらず、「ごめんなさい」という言葉のチョイスをしたのがとても好き。
あと私は犬みたいな人が急にスンッ……ってなるのが大好物なので、真顔の晃くんにも心を掴まれていたりする。八京のまわり、猫(角崎さん)と犬(晃くん)で中々に賑やかだな。この3人がどういう風に拗れていくんだろうか……。一気に燃え上がるのではなく、じわじわとしたとろ火で問題が過熱していきそうな気がしているのでドキドキしています。スイと八京の関係性も融解しただけでなくなってはいないし、八京の心にあるわだかまりをハッキリと彼の口から聞ける機会が来るのが楽しみだなー!

中身を読む前に裏表紙を見た時、ヴィヒタを持ってるお爺ちゃんが居たからサウナ回があるのは分かっていました。「ぐれでしょ」「ワンチャンときたかもあるかもしれん」という話を家族としていたんですが、全員だとは……思わず……。みんな裸だからサービス回なのかこれは。そうかもしれない。筋トレにハマったスイがメッチャいい腹筋してるの笑う。上半身裸のぐれはもう見慣れた。

番外編のきなこ
、すっごいもちもちぷにぷにしてる作画で癒される~!まるい猫はいいもの。つばきくんの口から『ふみふみ』っていうワードがでてくるの愛いね~!ニコニコしちゃう良い癒し回だった……。

今回の人生迷子回もふわっと優しく着地して良かったです。答えをバシッと決め打ちしないのがこの漫画の好きなところ。あと前に出て来た人が常連になってて顔を出すところも!贄田先生またカウンター席で甘い物食べてる~!このカウンター席、ちゃんと機能してて漫画の装置としても名発明だなぁ。会話したいお客さんがココに座るから、店側からガンガンコミュニケーションを取っても不自然に感じないもの。
『猫と紳士のティールーム 』の感想で「>『来店したお客様を癒す』系の漫画って、過度な踏み込みに引っかかりを覚える事があります」と書きました。スイやぐれのスタイルって、この”過度な踏み込み”に該当する行為になってる事もあるのに、不快感を覚えないのはどうしてなんだろうなーって自分でも不思議で。今回のお話を読んでちょっとだけその謎が解けたんですが、この漫画の登場人物って基本的に『答え』を出す事を求めていないからそこが良いのかなぁって。「自分はこう思います、こうしたいです」と口を出したり行動したりするけど、それに関して相手が好意で返してくれる事を一切求めていない。投げっぱなしのコミュニケーションと言ったらあれだけど、ボールを返すかどうかをまるっきり相手に委ねている状態かつ、突き放しもしない。それが美海ちゃんが言ってた「>それぞれが心地いい距離感で やわらかく繋がっている」お店の雰囲気の正体かもしれないなぁ、なんて。

勇くん凄い久々の登場じゃん!?!?たこパ回の男子わちゃわちゃ好きだったよ。凝り性というか、決めたら一直線なのお姉ちゃんにそっくりで可愛い。ポテチ揚げるだけの漫画かつボリューム少な目16Pなのに、ちゃんと1話読んだ感があるの凄いな……。コンパクトにまとめる力!

そして!ついに!!ぐれの!!!出会いのカードが切られる!!!!!
マジか~!!切ってしまうのかその強カードを!!うれしい…うれしい……。すっっっっごい楽しみだなー!おりこうさんにして次を待っていますね。頑張って生きようって気になる。好きな漫画、人生にあればあるほど嬉しい。ありがとう世界。

20230708162905-motiri.jpg鹿楓堂よついろ日和 18巻
(清水ユウ)

#鹿楓堂よついろ日和 #バンチ

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2023年7月8日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
120
多聞くん今どっち!? 5巻

桜利くんが自覚してしまったわけですが!!わけですけども!!いやぁ最高だった……。「>多聞くんありきのうたげちゃんを見ているから」という以前から私が言っていた事 を彼自身がハッキリと気付いて、いやそうじゃないぞ、って自分の気持ちに真正面からぶつかっていったのが本当に良かった。安心してその恋心を応援出来るもの。第三者の視点を通して見たまぼろしやあこがれに恋をしているんじゃなくて、目の前にいるうたげちゃんに惹かれているのがハッキリと描かれていたからね。な~~~~んにも言う事はないです!
あと桜利くんの恋路に関して、三角関係路線をメインに据える感じではなくてゆっくり仕込んでいく事が明示されたのも安心材料のひとつでした。恋のお悩み回答、誠実な答えでふつうに参考になったし。「>2人の道がすぐに交わらなかったとしても 長い人生の中でぶつかる可能性はあると思うんだ」。 恋愛に関わらず大事な視点だなぁと。台本無しでこの回答が出て来るナツキくんは中々に深い人生を歩んでいるのでは?次巻で人となりを知るのが楽しみです。

人となりといえば、桜利父・母のキャラが想像の斜め上で意外でした。桜利くんに関して「頑張り屋さん」という情報はあれど実感をともなうエピソードがこれといってなく、王子様&俺様気質の彼しか見ていなかったので、ご両親は子供に甘い系なのかと思っていました。その真逆だったんだ……。『力こそパワー』。プロ意識が高い両親メッチャカッコいい。

ファンネーム決める回も面白かった~!作者さんが考えたわけじゃなくて、全国の読者が考えたとかホンマに……?みんなセンスが良すぎる。私は『Mirror』が好きです。『F/ACE』は『顔』で、顔を見るには鏡は必須、それに『F/ACE』が笑顔になるとファンも笑顔になるからミラー。お洒落ー!

今回のお話で『アイドル:多聞』『家政婦:うたげ』ではなくて「「高校生なんだな……」」ってお互いになってたのって、ものすごーーーーーい変化と前進では!?!?なんか妙にテンションが上がってしまった。最初に出会った役割を外して相手を見るのって、なんかこう、案外難しい事だと思うので……。ママ友として知り合った相手と「〇〇ちゃんのお母さん」という役割を外して接するのって、切欠無しでは中々起こりえないし。多聞くんとうたげちゃんを高校生として繋いでくれた夏休みの宿題に乾杯🥂
イケ原くんに対しては『E/YES』として振る舞うけど、ジメ原くんに対しては『東京の母』として接していたうたげちゃんですが、その『母』ポジションを越えた欲を出している事にニコニコしました。アガペー全開で接していたら「嫌われるのが苦しい」とはならんのよ。次巻予告的に来るのか!?コッチも!気付いてしまうのか!?それもまた「良い、イエス!」

あと今巻を読んでいて気付いたんですが、毎巻毎巻絶対にひとつは大きめの恋愛イベントを挟んでいて展開がお上手だなぁと感心しました。長期連載していた作家さんのパワーを感じる。1巻はそもそもとして始まり、2巻は浴衣デート、3巻は病み原くん、4巻は閉じ込め事件、5巻は浴室壁ドン事件。特に今回の壁ドン事件はヤバイ。最ッ高ッに少女漫画してる。溜めて溜めて溜めてからのあの表情はいかんて。グッと来すぎる。壁ドン自体はイケ原でやったけど、ちゃんとジメ原くんに戻ったの偉いね。

新登場のナツキくんは目が死んでるVerが好きです。……なんですが、彼本人以上に同じく新登場したナツキくん推しの先生が一波乱起こすのでは……?と注目しています。遠くない未来に来ると思うんだよなぁ……いちファンが推しに踏み込み過ぎ問題。それを普段仲良くしている友達とは起こして欲しくはないので、新登場のキャラが相手だったらヘイトコントロール的にも最適かなぁなんて。いかんいかん、メタ的にものを言い過ぎては。
次巻はうたげちゃんの心境の変化が大きくありそうでメッッチャ楽しみです!わくわく。

20230708163905-motiri.jpg多聞くん今どっち!? 5巻
(師走 ゆき)

#多聞くん今どっち!? #花とゆめ

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No.
119
限界煩悩活劇オサム 3巻

みしんちゃん可愛いよみしんちゃん巻。ツンデレでお嬢様でチョロい幼馴染、属性盛りすぎか?あと羊モチーフでふわふわしてる外見が凄く好み~!顔芸も好きです。喜怒哀楽がゆたか~!
ぶつ森回での「>何でいまさらこんな楽しいこと教えますの?こんなのわたくし1人じゃ取り戻しきれない」の言葉が、表情も相まって苦しくてなぁ……!娯楽に目もくれず頑張ってた幼少期を否定したくない、っていうのもみしんちゃんらしくて良い。ゲームや漫画やアニメが楽しくて、もっと早くに知りたかった、って悔やむんじゃなくて「"おともだち"と好きなもので遊ぶ事が楽しい」って気付いた時に感情が溢れてるのがエモなのよ……!
あと前作から思ってたけど、作者さんはぷにぷにの幼女を描くのが本当に得意ですね。ぶつ森(ぶつ森ではない)で遊んでるオサム、みしんちゃん、カイカちゃんのページめーーーーっちゃ好き。しあわせになっちゃう。

今巻に収録されている第14話『筆折回』で「買うか……コミックス!」と決意したので、そういった意味でも楽しみにしていた巻でした。いや、巻末オマケのバンメン資料が見たかったのが一番なんだけど。お話が好きだなーってしみじみなったのがこの回です。前も言っていた『かき手』表記が出た事に心がときめいちゃって……。『描き手』でも『書き手』でもなく『かき手』。二次創作って漫画やイラストを作る方にフォーカスがあたりがちだけど、小説を書く人もちゃんと見えているこの表記の仕方が凄い好きだ。
表記と言えば『十万憶土真珠甘砲』で『クソデカましゅまろほう』もセンスに溢れていて好き!オタク構文、トレンドを理解している言語表現が多いから凄いのよこの作品。作者さんは何者なんだ……"""ホンモノ"""か?



>公式から全く別の解がお出しされたらどうしよう!!

わかる。

ここの文字を大きくする為だけにスタイルシート整備したわ。分かる。都合のいい幻を一生見ていたい。けども公式あっての二次創作……!それは!そう!だから公式からの供給はありがたい事なんだけど、稀に起きてしまうのよ。『公式との解釈違い』!!この言葉、マジで我がままで自己中で何様???って感じだから言わない方がいいと分かっているんだけど、続編(かかわってるメンバーが違う)とかで発生する事があるので私は使っちゃいます(怨)。まぁオサムはカップリング論ありきで話してるから、私が話している事とはベクトルが大分違うんだけど。それでも答え合わせは怖いよね。
公式にリスペクトは持ちたい……!それが”正解”なのは分かってる…!でも……!というオタクの葛藤が表現されている『幻覚回』、共感しかなかったっスわ……。あと『再戦回』で楽しみすぎて体調崩すのもメチャ分かる。分かる~~~~~~~!

『非オタにカップリング論争を仕掛けた罪』で思い出したけど、「〇〇(作品)が好きです」って話をした時に「誰が好き?」って言われるの困る、という意見をチラホラ見て、己を省みるなどしました。私もソレやりがちなので……。作品の物語、世界観が好きなのであって、キャラ個人に注目しているわけではないってケースは確かにある。私の場合『葬送のフリーレン』とかがそうかな。気を付けていこう。

今は何でも美味しいみしんちゃんがこだわりを見つける日が来るのか、それが楽しみですね……(ゲスい顔
)それにしてもカイカちゃんの立ち位置って本当に凄いなあ!非オタならではの発想力というか、外へつなげる力というか「>この気持ち かき手の人が聞いたら喜ぶんじゃね?」は解決方法として思い付いてなかったので。オタク、問題を自分たちの中で解決しようとしがち。そしてこの発言はクソデカ主語で怒られるやつ。

20230708152624-motiri.jpg限界煩悩活劇オサム 3巻
(ゲタバ子)

#限界煩悩活劇オサム #ジャンプ

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