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マリエル・クララックの婚約 7巻
「やめろーーーッ!!(マリエルに)触るなーーーッ!!」ってなってしまっている己がいる。この人、前章でリュタンが出なくなってあからさまにテンションを下げていたんですよ……信じられます?この手のひら返し。いやね、リュタンが出てきてくれるのは嬉しいのだけど~!……ど~!!なんか、こう!マリエルとシメオン様に触らんで欲しい……。二人に笑顔でいておって欲しい……。
それはそれとして、マリエルが悪酔いしてる様が 最ッ…高…ッッッ!!!
リュタンに全く惹かれていないって事はたぶんなくて、足の爪先くらいには興味を持っていると思うのよ。自分を着飾らずに振舞える相手が自分に好意を寄せてくれていたらそりゃあね、嫌いにはなれないし。でもその好意って、シメオン様の前では極小のマメ粒みたいなもので、同じ土俵に上がらない程度のもの。それなのに、シチュエーションのお膳立てで気持ちが刹那揺れたマリエルの表情よ……!!!!!!!微動だにしない文鎮じゃなくて、一瞬だけ動くさまが ”ロマンチックへのあこがれと好奇心” を強く持ったマリエルらしくて良いなーって。不動だったら不動でそれもまた良しですが。この一瞬の隙を見せたマリエルの事が私はすごくすごく好きだぁ……。
マリエル・クララックの婚約 7巻
(コミック:アラスカぱん / 原作:桃春花)
#マリエルクララックの婚約 #ZERO_SUM