No.
109
異世界の沙汰は社畜次第 4巻
「好き」の2文字をハッキリ言わずに相手への好意をダダ洩れにした上でグイグイ来るアレシュ様が強すぎる……。(オタク特有の早口)しかもクール系キャラなんですよこの人……。恋愛は人を狂わせるな……。わたくし、若かりし頃の恋愛感情は”独占欲と性欲が著しく突出した感情”みたいに思っているので、「恋心」を純粋でピュアなモノだとは思っておらず。それを踏まえ、アレシュ様は独占欲を丸出しにして来るのが恋に狂ってる人間として解釈一致で大変に好きです。「俺はそこにつけ込むぞ」「それが一番「効率的」だからな」
いかにして獲物を手に入れるかを想像し、ワクワクしている少年のような表情がすっっっっっごく良い…!!なぁにこの顔!!あなたそんな顔出来るの!?楽しそうに恋愛をしている人も好きなので、アレシュ様の恋愛スタンスがマジで私好みで困ってしまう。クール系スパダリなのにワンコ系になるし、属性山盛りすぎるぞ。
聖女ちゃんが平均的な高校生で、見ていて好感度MAXです。いや、”平均的”という言葉で括るのはあまり好まれたものではないと思いますが、家族や友達と上手くいっていたならば「元の世界に帰りたい」と願うのは当たり前の感情だと思うので。その気持ちがドカッっと爆発しちゃうのが良かった。最初の方はちゃんと頭ふわふわパンケーキなのも逆にいいのよ……。聖女様!って崇め奉られたらそうなっちゃうもの普通。その状態から「>そろそろちゃんと考えましょう」っていうコンドゥさんの一言でちゃんと目が醒めているのが好きだ。
このままフェードアウトすると悲しいな~、と思っていたんですが、チラホラ挟まれる感じで登場しそう……?それだととても嬉しい!聖女ちゃんこと白石さんの今後も、わたし、気になります!
宰相様のたしなめがあるおかげで、「やりすぎだお前!」というヘイトがアレシュ様に溜まらないので読んでいて安心出来ます。贔屓ってやりすぎると何かモニョモニョしませんか?私だけか?”溺愛”ジャンルがあまりドツボにハマらない原因はそこかもしれない。バランサーがいるだけで読みやすさが変わるんだな、という驚きがありました。
異世界の沙汰は社畜次第 4巻
(コミック:采 和輝 / 原作:八月 八)
#異世界の沙汰は社畜次第 #Bs_LOG