No.
141
信長のシェフ 36巻

本能寺燃えとる!!!!!!

ウワーーー!!恐れていた本番です!本能寺の変です!!マジのガチでクライマックス!!

「銃の扱い一つ 覚えておれば良かったものを……」

このシーンでの光秀の表情が本当にたまらん……。良き理解者で良き仲間だった人を今から殺すっていう、色んな思いがぐちゃぐちゃになった顔。目、死んでない。生きた表情だった。

望月さんの楽観的なところがなんか、ちょっと。という話を以前して、一周回ってそれに救われてきたという事を前回書きました。今回も彼のそんな姿に安心感を覚えたと共に、限界状態のケンの隣にいるのが望月さんで良かったなぁと改めて思いました。ケンと同じく、平成の時代を生き戦国の時代で家族を築いた人。言葉も理解もふわっふわでぽややんとしているのに、行動ひとつひとつは命がけっていう本当に不思議な人だ。破傷風のくだりとかね、油断してるとホント死ぬからね……!大事だよ!

そして本能寺での上様無双格好良かったなぁ!!!!いや別に無双して戦況を翻してるわけじゃないんだけども。「弦が切れたって弓本体でなんとかできらぁ!!」っていう動きがすごくて。キレッキレッ。第六天魔王の名は伊達じゃないぜ……。
今までどれだけ謀反にあおうが己を省みる事なんてなかった信長だけど、今回初めて「足りないところがあったのは自分の方だったのか」という感情を吐露してビックリした。それほどまでに光秀が大事で、光秀に甘えていたっていうね。「言葉が足りない」って奥さんにさんざん言われていたでしょうに……!

蘭丸も槍で応戦してたの格好良かった~!蘭丸は本当に格好良くなったよ……あんなにちっこかったのに……。森家は代々ケンと夏さんを見守るって役目があるからな、生まれて来る赤子を抱くんだぞ蘭丸。初恋のおわりをキッチリ見せてくれよな……!

楓さんから井上さんに渡ったバトンの行方がすごく気になる。"凡人"の井上さんだからこそ色んなものをスルーして何かが出来る可能性が大きいっていう。あと本能寺の台所に誰かいたっぽくて気になる。
そしてこの世界線では特に重用されている様子を見せていない黒人の弥助も再登場してビックリ!何かしら大きな行動を起こしそうな感じ……!?弥助はピュアピュアで濁りのない瞳をしているのが大変に良いね……。あとカタコト言葉の真っ直ぐさがこの場面でなんか妙に効く。取り繕う事もなく偽る事もなく、ただ真っ直ぐに聞こえるからだろうか。

秀吉の到着の仕方がよぉ~~~カッコいいんだよなぁ~~~!!コミックスラストにこの流れはズルいよ~~~~~早く次のお話読みたいのよ!どうするの、どうなるの。全てを救うのは無理。でも登場人物みんながそれぞれ納得して終わって欲しい。


20240113173106-motiri.jpg信長のシェフ 36巻
(梶川卓郎)

#信長のシェフ #芳文社

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