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アルテ 14巻
アルテは正直途中で何度も脱落しかけたんだけど、(次の巻でピンと来なかったら買うのやめよ…)って思うと まーーーー面白くなってですね…脱落せずに14巻まで来た…。途中でアルテの話ではなく肖像画として描くモデル側がメインの話に移るじゃないですか、あそこがね、私はあまり好きではなかったんだけどそのエピソードがちゃんとじわじわ効いてくるからズルい。漫画としてすごい。ゲストキャラを都合のいい道具にしない、というのかなあ。出てくる人たちはみな血肉の通った人間なんだよ、っていう掘り下げ方をするので冗長に感じる事もあるけどエピソードの最後には納得が出来る。
14巻、めちゃくちゃ山場だったなーーー!!うわーー!言ったーーー!!って感じだった。長かった。レオさんがただただぼんやりとキャンバスに向かっている姿、すごくぐっと来たのでちゃんと前に進めて良かったなあ。そしてやっぱりヴェロニカはいい女!!お前がナンバーワンのいい女だ!!大好き!!
貴族の話とか王族の話とかまあそういう事に話がシフトするのかなあ。絵を描くのにはこういっちゃなんだけど不自由しなくなったわけだし。今後どうなるかちょっと不安だけど楽しみ。私は懸命に絵を描くアルテがみたいんだなあ。
アルテ 14巻
(大久保圭)
#アルテ #ゼノン