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「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

Kindle Unlimitedで本を読もうキャンペーン5冊目。
休み方の本はなんぼ読んでもいいですからね。だがしかし『効率的な休み方』を欲するあまり、自分には向いていない行動を続けるのは良くないので気を付けなければならない。自分で実験を繰り返していこう。

『マルチタスクは良くない』という事が繰り返し書かれていて心苦しくなるなどしました。知ってるよぉ……知ってるんだよぉ……。でもやめらんないし、お昼ご飯食べながらスマホ見たりしちゃうんだ……。うぐぐ。やめらんない、と諦めずに少しずつでも減らしていこう。いや、お絵描きしながらの動画視聴はやめないけども。ご飯を食べながらのスマホは止めたいと思っている。頑張ろう。
また、マルチタスクに関して『集中して一つの事に取り組んでいたとしても、そこに”今日中にこれを終わらせなければならない”という意識が入る事でシングルタスクではなく"無意識の"マルチタスクになる』という論が面白かったです。つまり日常の殆どがマルチタスク。じゃあお絵描きしながら動画はマルチタスクどころかクアドラプルタスクなのでは???なるほどね……長時間お絵描きする体力がないワケだよ……。

マルチタスクを減らす事を目指すのではなく『シングルタスクを増やしましょう』という言葉で表現しているのが良かったです。こと養生(漢方)の世界では『良いものを足すよりも悪いものを減らす事から始めて』という事をよく聞くんですが、それって中々に難しくて。だって毎日美味しい物食べたい。冷たいもの、甘いもの、揚げ物は美味しい。それを減らせって言われても心が反発しちゃうけど、白湯を飲んだりのプラスの習慣を増やしなさい、って言われたらやる気が出る。なので良い行動を増やす事を意識して、結果的に好ましくない行動を減らす方向に誘導する説き方が良いなぁと思いました。出来る気がするもの。

『悪い』『疲れた』『無理』みたいなマイナスの言葉には気をつけましょう、という教訓も勉強になりました。いつもいってるアレよ、マザーテレサの言葉。いつか運命になるから。『良くはない』『元気ではない』『難しい』。同じ意味だけど、なんだかまろやかになった気がする。今までの自分を形成してきた言葉を変えるのは簡単ではないけれど、だからこそ意味があるとも思えるし。まぁ意識し過ぎても反動が来るし、気付いた時だけでも心の独り言の癖を良くしていきたいね。私いっつも「無理ーーー!!」「ツカレタ……」ってなってるもん。

「止まってしまうこと」が悪いのではなく、「止まると自分を保てなくなること」の方が問題だということです。

耳が痛いフレーズ第一位です!!!!!圧倒的一位………ッ!!!
SNSを漂流していると「絵をアップしてないから人権がない」という言葉をたまに目にします。『絵を描いている私を望まれているなら、そうで在らなければ』という呪縛って凄い根深いですよね……分かるよ。でもまぁ別に描かなくても死なないし、好きにすればいいのよね。中には『自分を自分たらしめる所以は創作活動だ』という人もいるので、万人に沿う価値観ではないけれども。”自分が保てなくなる”っていうのは分かりやすくていい表現だと思う。じゃあどうする、みたいな結は上手くまとめられないんだけど、すごく印象に残った言葉でした。

この本で『脳を鍛えるには運動しかない』の話が出て来るとは思わなかった。やっぱ運動なんよ。………感想文で「週1でサウナ行くようにしたい」って言ってるけど全然実現出来てないな……。わはは。HIITはやるようになったからまぁいいか!脳みその為に心拍数上げてくぞ!あとお昼ご飯のながら食いをやめる!やれる事からやっていこう。


20230806120916-motiri.jpg「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方
(川野泰周)

#健康 #自己啓発

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