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126
書く習慣
Kindle Unlimitedで本を読もうキャンペーン4冊目。
技ではなく心の在り方を主に説いている本。良く言えばマッチョ。悪く言えば精神論。
いや、精神論をメインにする構成そのものは悪くないのだけど。ただ「完成度は度外視でとにかく書きましょう!」「移動時間などのグレー時間を見直して、スマホで文章を書きましょう!」というススメに感情が動いたかと言えばNO。ターゲット層が『今まで自分の感情を文章にのせて来なかった人たち』なので、たまーに長文を書いたりしている人にはそこまで学びになる内容はないかな、と個人的には思います。
『良いアウトプットは良いインプットから』
それは分かっているし、私もたまに使っちゃう言葉ではあるんですが、心がモニョモニョとする表現でもありました。別にアウトプットしたくて良い作品を見ているわけではないのよ。ただ楽しみたくて、ゲームを、漫画を、アニメを、小説を摂取しているのよ。…………嘘ついた!漫画に関しては勉強の意味で眺めてる時もある!!これはアウトプットの為のインプットだわ!!!でも大半はただの娯楽として受け取っている。感情が動いたら、それがインプット
この言葉に、モヤモヤが少しだけ晴れたような気がしました。なるほどな~。たとえとして、美味しい物食べた時に感動したらそれも”インプット”で、その感情を言葉にして残すと自分がハッピーだよ、みたいな趣旨なら理解出来る。感情の鮮度は時間経過と共に落ちていくからね……。
私は『インプット』『アウトプット』っていう頭の良さそうな言葉が好きじゃなかったのかな。揚げ足取りみたいな事を己の心の中でしていた。反省。『感情が動いたら吐き出しましょう』なら「それな!!!」って全力で同意だもの。……自分が思っている以上に凝り固まった頭をしている気がするぞ、我。
「>そこまで学びになる内容はない」と冒頭で書いたけど、己が恥部に触れたなら大きな学びがありましたね……。撤回!!良い本でした。
書く習慣
(いしかわゆき)
#実用書