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66
アルテ 16巻
「私は絵を描いているアルテが好きです」と言ったら、ほぼほぼその様子が描かれていない巻が来てわろっとる。そうか……そうなんだよな……この漫画のタイトルは ”アルテ” であって “宮廷画家 アルテ” ではないんだ……そうだわ。とはいえカスティリャ時代をすっ飛ばされるとは思ってもみなかった。
ヴェネチアに帰るための最後の旅。波乱万丈していますが、その道のりには正直な所あまり興味がない。…いやちゃうな。アルテに焦点があたっていない、ゲストキャラの仕込み巻だから気持ちの盛り上がりがないだけだ。ただそれが後々に効いて来る、という事をこの漫画で再三経験したので、17巻の感想で手のひらを反す自分を見るのが楽しみです。
アルテ 16巻
(大久保圭)
#アルテ #ゼノン