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ハクメイとミコチ 10巻
ハクメイとミコチはほんと安定してて「良かったよ、以外言う事そんなねえな……」と思っているんですが、今回は頭からしっぽまで全部のエピソードが本のサビに出来る面白さでめっっっっっちゃ良かった!!です!!
出だしの温泉旅行回、私やっぱり日常の延長線上にあるトクベツの話が好きだなーと思うなどしました。ハクメイとミコチみたいな妖精さんライフは私ら人間には決して出来ないけれど、友達と温泉旅行に行ってほっこり一息癒しの日……みたいな日は体験出来るわけじゃない。世界も種族も違うけど、共感出来る事が一緒っていうのが嬉しい、というか……そんな感じ。次元の壁を超えてこういう事思っちゃう自分の感性嫌いじゃないよ。
種帽子とハクメイの出自の話。みんなおそろいのお帽子着てて可愛いね~~~と思ってたら重要アイテムだった。ただのファッションだと思っていました。そうか旅人の証なのか……。
ハクメイ、タフでガッツあるなと常々思っていたけれど、あの年頃から一人で旅をしていたらそうなる。小人さん、食には困ら無さそうな感じがするので(植物は現実スケール)旅のハードル自体は低いのかな……。他に捕食される感じでもないし。手先が器用だから他種族に重宝されてるとかそんな流れだと思う。そしてハクメイの過去はあれこれ出てきたけど、ミコチの方はアッサリ目なのでそろそろ料理関係のお話とかどうですか。初期の小人×食べ物系の流れ好きなんですよ。屋台料理考えたりとか、組合の炊き出しとか。
ハクメイとミコチ 10巻
(樫木 祐人)
#ハクメイとミコチ #ハルタ