2024年3月14日の投稿(時系列順)2件]

No.
148
悪役令嬢の中の人 1~4巻

サラッと感想を言おうキャンペーン。読んでいる漫画はそれなりにあるのに、散らかった言葉をまとめるのに労力がかかるのがゆえに好きをアピール出来ない事になんかモニョモニョしてて。長々と書いちゃうのがクセみたいになっているのがそもそもよくない!好きに書いて自由に終わればよい。そんな感じでゆる~く数本書いていきます。

実は1巻発売当初から大好きでね!!!タイトルがもう良いですよね。『中の人』って……意味は分かるけど何!?どゆこと!?って混乱した。成り代わりものにおける『もとの人格』の扱いってまぁまぁ適当な事も多いですが、本作はそれの真逆をいく内容で目新しく映りました。
悪悪令嬢に成り代わってしまった主人公が自分のために断罪回避ルートを取るのは定石ですが、今作はそういった側面よりも『彼女(悪役令嬢レミリア)が可哀そうだ』とし、努力をする姿が印象的でした。文字列だけ見るとただの偽善的な良い子チャンで好きなタイプのキャラではないんだけどね~~~~~、エミはな~~~、心からレミリアのためにやってるんだろうなっていうのが分かるのが素晴らしいよ……。自身が死んだ時の初手セリフが「死んじゃって(家族・友達を悲しませて)ゴメン」だもんな……。人に愛されているがゆえに人を愛する事を知っているタイプの人間。

そしてその愛情が悪役令嬢レミリアの冷え切った心を温め、物語が始まるわけですよ。『中の人』が交代した瞬間のページにメッチャクチャ興奮した!今まで読んだ事ない悪役令嬢モノだーって!身体の元の人格がキチっと残っているだけでもレアなのに、さらにそこでもう1回交代しちゃう!?ってなった。下地作りで1話使ったから、レミリアからエミへの愛情もしっかり見えてこの展開に納得もしたし。何年も大切に見守って来た存在が傷つけられたらこうもなるさ。

レミリアのエミエミュ、すごい好きだよ。「エミならこうする」を1巻~4巻までずっとやっているのが素晴らしい………。行動が一貫している。イケメンに好意を寄せられ、自身が言葉を返す時も「(今のはエミっぽく返せたわね)」だもんな。レミリアの人間性を全てエミに捧げているのが壊れてるけどピュアで最高。これは百合ではないです、愛です。
そして当のエミは『中の人』になってるのかなー……。現状の内政パートに大きく興味を惹かれているわけではないのですが、レミリアの中にエミがいるのか気になって仕方がないので最後まで見守りたいと思っています。今は「ざまぁ」のための下地作りだからな。極上のざまぁは念入りな準備から。

物語を追うだけなら原作を読めばいいんでしょうが、作画さんがなー、またなー、すごっぶるお上手で!!!レディコミの波動を感じる。何が凄いって登場人物の顔の崩し方よ。すっごい汚い。ものすっっっごい汚い!!少女漫画でする顔じゃないのよ、対抗(本作)ヒロインのピナの顔が!!!!性格の悪さが表情から染み出て来る作画力の高さが見ごたえがあり、感心とイラつきを覚えています。ほんまイラつくでピナの顔。いやぁ~破滅する時の表情が楽しみですね~~~!汚そうだな~!!

短く書くって言ったのにミドルサイズになっていると思うので失敗ですわコレは。(1敗)


20240314204905-motiri.jpg悪役令嬢の中の人 1~4巻
(コミック:白梅ナズナ / 原作:まきぶろ)

#悪役令嬢の中の人 #LAKE

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No.
149
ラーメン赤猫 7巻

次からは毎週感想メモして書き方を少し変えてこ。

無理だったよ……。月曜の朝に楽しんで・癒されて、それで終わっていたよ。それでいいのだ。そして前回から引き続き今回も「可愛かった」に帰結してしまう感想が多いのが悩みどころ。……それでいいのか。いいな。

お客さんスポット回少な目で内部トラブルが多い巻でした。私はクソ客回(強い言葉で🙏)が好きなので少し物足りな……いや全然物足りなくなかったのが逆に不思議で!!私は社さんの視点から赤猫の皆を見ていた初期の空気感が一番好きなんだ。どう好きかは以前の感想で書いたので割愛するとして、心境の変化があり『ラーメン赤猫の平凡な日常』を楽しめるようになって良かったなぁと。1,2巻時点の私のままだったらそうではなかったろうな~……。サンキュー10Lくん。きみが切欠だ多分。

まずはクソ客の話からしましょう!【七十九杯目 変わりたいから】での迷惑Youtuverの登場に滅茶苦茶ビックリしました。この人ってこの漫画で唯一「嫌な人のまま終わっていった人」なんですよね。あ、申ラーメンの人もいるか……。あの人はお客さんじゃないのでノーカンとして。厄介客の皆さんってちゃんとゴメンして帰っていくのでお話の後味が良いんですが、てんぴる回はそうではなく。そこの救済が入った事に凄く驚きました。いや、救済っていうのも変かなー……。でも今さら触る必要はないじゃない。再び話題に出した事で、この漫画が『やさしい世界』であろうとしている事が改めて提示されたような気がして、何だか嬉しかったです。ここら辺はまあ私のただの深読みというか裏読みというか願望なので「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」案件だけども!
それともうひとつ「そうくるか~」と思った点がこの話にはあって。コミックスのオマケって『厄介客のフォロー』が差し込まれる事がまあまああります。前回の婚活話とかそう。でもこのお話は『逆フォロー』でした。文蔵さんも佐々木さんも許してはいないし、ハナちゃんもオコのままだし、てんぴるは同業者さんからの信用を失うし。やった事に対して全てがまるっと綺麗に出来るわけではないよ、と語られた事がとても好きだなと思いました。

私ってこの漫画に『猫の可愛さ』と『人間の性善説』の両輪を求めている気がするな?だって【七十六杯目 またお昼に】の話も大好きだもの……。相席のお話いいよねー!!佐々木さん、ハナちゃんが「(この常連さん達なら相席になっても大丈夫だな…)」って判断した上でそれを提案するのが良い。クリシュナ推しのお姉さんのお友達さん滅茶苦茶好きなんだ私。こうなりたいよ。そしてつぶらな瞳のお姉さんがちょっとずつ勇気を出すのが良い……。良いの嵐……。また来てね……。

今回の「可愛い!」大賞はクリシュナちゃんにするかテトラちゃんにするか迷いますね。猫の気質としての可愛さはテトラちゃんが一等なんだけど、太一郎さんに大甘えするクリシュナちゃんがホント可愛くて可愛くて……。仲間に接する時とも、友達に接する時とも全部違って、『女の子』が全面に出ている仕草と言葉がほーんとめんこい!……読み返してたらなんか泣けてきちゃった……歳だな……。絆の話に弱いよあたしゃ。
それとクリシュナちゃんの法人格取得めでたーい!!良かったねえ!!ここの場面も見てると涙腺が緩んじゃうな……大喜びしてる社さんがとても良い。それと私は田所審議員さんのビジュアルが大変に好みです。イケオジ。アンギャマンさんの描く男性キャラ、時たまツボを突くから困るぜ……。

あれ、なんか今回は「可愛かった」に帰結していない感想の方が多いぞ!サンショウオ回とか🎃回も勿論好きです。ラーメンオタ回も好き。


20240314205435-motiri.jpgラーメン赤猫 7巻
(アンギャマン)

#ラーメン赤猫 #ジャンプ

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