2023年8月15日の投稿(時系列順)[1件]
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ドリフターズ 7巻
7巻の感想を書ける日が来るなんて!!6.5巻の感想が3年前か……。前半部分の感想はそっちに書いてあるので、今回の感想は後半部分にサラっと触れるだけで。しっかしお豊と空神様が一緒にいるページはホントうるさいなぁ!賑やかで大変よろしい。
義経さまの事、正直よくわからなくて(歴史に疎い / 他作品の解釈はノーカン)漂流者側に寝返るビジョンが全く浮かばないまま読んでいました。丸く収まるのは良かったけど、廃棄物側が全員寝返っちゃったらつまらなくない?っていうのもずばり思っていた。
だがしかし自軍への引き入れではなく『ゼロから始める救世主の作り方』が始まるとはな!!!全然予想してなかった!ハンニバルお爺ちゃんと義経さまのペアになるって想像出来てた人いないでしょ……。性格がすごく悪い人×性格がすごく悪い人の組み合わせは倫理観がぶっ飛んでいて共感出来る事が少ないんだけど、この二人は見ていてワクワクしてしまうな。アフリカ象に立ち向かうべく蟻がジタバタもがいているからだろうか。「そしてアホには心を許す 人はアホが大好きだ
何故なら 人間は一人残らず大なり小なりアホだからだ」
頭が良い人はなぁ、ここまで計算してるから怖いんだよ!そうだよ私だってアホが好きだよ!木いちごお爺ちゃん、老人ボケが入ってるのは事実だと思っていたんだけど、実際のところそのムーブは100%計算なのか……?底が知れなくて怖い。賢くてお茶目でいざって時はかっこいいしずるいお爺ちゃんだ……。そして義経さまは世界を滅ぼす側の笑顔を維持したまま突き進んで欲しいです。光属性にならんといて。闇の中で輝いて。
ローマ人と提督がガッツリと登場する事により、登場人物のクラスバランス良くなりましたね!バーサーカーとキャスターの比率が5:5になった。古城の面々がみんなバーサーカーだったから、別動隊の落ち着きっぷりが新鮮に感じる。いやまぁ狂ってないと戦争なんて出来ないけども。
軍師の面々が狂戦士の手綱をガッツリ握るわけでなく、お互いがやりたい事・やれる事を持ちつ持たれつしている関係性が好きです。お豊は大将に策を任せて突撃してるのが一番似合ってるよ!!!でも悲しい事に、殿やってる時はもっっっっっっと輝いてたんだなこれが!!!!結果死に損なって目が死んでるの、最高。(私のヘキ)作中でもノブが言及しているけども、打ち上げ花火みたいな人だからこそみんな目が離せなくなってしまうんだろうな。
この巻が出るのにものすごく時間がかかってるけども、中身は一切手を抜いて無くて安心しました。ベタの使い方が独特のセンスがあって画面がちょーかっこいいのよ。大好き。持ち味そのままで7巻を見られる事が出来て良かった。のんびりと次巻も楽しみにしています。黒王が立川の聖人かどうか知るまで私は死ねない。
ドリフターズ 7巻
(平野耕太)
#ドリフターズ #ヤングキング