No.
188
邪神の弁当屋さん 2巻
「2巻読み終わったけど薄っすら忘れてることあるから1巻読み直そ~」って戻って良かった……。商人、タマゴ、食べられない。2巻に載ってた読み切りのファンサが1巻にあるとは……。初手で本筋と違う事を話しちゃう程度には衝撃を受けました。特徴のあるキャラ造形って大事ね。ほんのり後日談、良いものを見させてもらいました。
さて本題を始めるぞ。前回「お弁当要素が薄まったら悲しい」と申し上げましたが、杞憂となりそうでホッとしました。お弁当要素というか、「隙間を埋める」という行為自体が作品にとって大事な要素で、それは何処かしらであるだろうな、と。ソランジュが心の隙間から発生した存在であるからには、最期までこのテーマから逃げられないと思う。
この漫画において「食べる事は生きる事」っていう人間としてのゼロは語らないのかなーって思っていたんだけど、もしかしてそれも組み込んでいるのかと気になる事があって。ダリアさー、ご飯をさ、食べれてない描写があるじゃんね……。あれって一時的なものなの?長い間食べれてないの?どっち!?なんかこう、ダリアからハルヴァになってる示唆なのかなって深読みしちゃって……!すごい気になる~!
1巻においてダリアに対しての好感度は別に高くなかったんですが、2巻の過去絵エピソードを読むと愛しさが増しますね。レイニーに対して「>ちっとも変わらない」のひとことで済ますのが好き。「家族みたいに抱きしめて」
人間の子供との話。ここまさに「隙間を埋める」って感じでいいよね……。コマ割りと絵の配置で少しの寂しさが出てるのがまたニクイんだ…………。人と人は隙間を埋め合って生きている。
クグロフさんの穏やかなイケメンっぷりが大層好みなんですが、チュンちゃんはクグロフさんちの子なんですのね!?なるほど、元飼い主からしてチュンちゃんは良き存在だな。今回も明朝体で喋るチュンちゃんが見られて嬉しかったです。かわいい。
いやしかしほんと、読み切りの段階では邪神のハートフルお弁当物語だと思っていたから、他の神様が次から次へと出てファンタジー色が濃くなるとは思っていなかったな~。想定外ではあるんだけども、もうすっかりレイニーのことが好きなので、食べ物要素が薄くなっても読み続けると思います。
だがしかしハートフルに頼む。レイニーが見せた闇の片鱗が薄まる事を願って。頼むよライラック~!
邪神の弁当屋さん 2巻
(イシコ)
#邪神の弁当屋さん #ヤンマガKCスペシャル

