2023年5月の投稿9件]

2023年5月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
113
限界煩悩活劇オサム 1、2巻

ジャンプ+で読んでいる作品。読み直したいタイプのお話かと問われたら「う〜ん」と首を捻るところだったので、コミックスを購入するかどうかは保留していました。……でもオマケが気になってしまって……ヒスバンかバンヒスか、自分がどっちに転ぶか知りたくて!!!いや、BLに転がる事は滅多にない人間なんですが、作中の人たちが凄い熱意で話してるので気になっちゃってね……。巻末に作中作品の資料があるなら確認せねばならない。ライバル×主人公か、主人公×ライバルか。

……ヒスマリ、だな……。(ライバル×主人公の幼なじみ女子)

マリンちゃんから感じる高飛車で世話焼きな空気感、1人で生きていけるであろう光属性主人公のバンくんよりも、支えがないと生きていけなさそうで影があるヒスイくんの方が合ってると思う。いや全部妄想で話してるんだけど。10Pに満たない行間で喋ってるんだけど。マリンちゃんなんて全部合わせて7カットくらいしかないけど。つい真面目に考えてしまう熱が『激メン』には、ある。

作中作の話はまあ置いといて!(『あじショー』はちくわくんが好きです)(でもズブりそうなのはさつまあげです)
二次創作を題材にしている漫画はそれなりにあれど、そのテイストって "制作活動のジレンマを描いてからの感動" で味付けされている事が多い印象があります。今作はそういった「苦しい」部分を怨霊という形で表現し、ギャグの方向に振り切った舵取りをしているのが新しくて!茶化しじゃなくて、ちゃんとギャグに昇華しているのが凄いなぁ。漫才もそうだけど、笑いって紙一重だと思うので。それに”かき手”さんへの配慮と愛情が感じられるのがすっっっっごく好き!『描き手』でも『書き手』でもなく、『かき手』で両方を指してるのメッチャ良くない?良い。

ゲタバ子先生のオタク文化への理解が深すぎる……。いや、イメージカラーを左右に並べる文化とか知らなかったので、私よりもBL界への知識が多いまである。色んな怨霊が居て楽しいなぁ。……人の畑だから呑気に見ていられるのであって、一次創作の怨霊が出てきたら”分かり”すぎて心にダメージ追う可能性はあるけども!怨霊ちゃんワカルよ~~ワカル~~ってなりそう。

1,2巻の分で1番好きな怨霊ちゃんは6話の考察ガチ勢バンヒスの人です。

他者の考察に踏み込み
不毛な争いを生む事を恐れるあまり
この拳 振るう機会 一生涯無く!!!


その粋や良し……!考察しようがしまいが、原作にない表現を煎じている時点で同じ穴のムジナなんだけども、なんかこう、こう……自分の中での説得力っていうかさぁ!!地面をさ、固めたい気持ちよく分かるよ!でもその”考察”を言葉にして乗せると、意図していない形で届いちゃう事ってあると思うのね。絵や小説、動画みたいに作品で「自分の解釈はこう!!!!!!!」って殴るのとはちょっと違うというか。だから、そういうすれ違いを恐れ己のパトスを我慢して怨霊になっちゃった考察ガチ勢の人はむっちゃ優しいと思うのよ。自己中気味の怨霊ばかりを見て来たので、こういうタイプもいるのかっていう発見が面白かったです。あと素直にビジュアルがいい。怖い。

オサムの横でオブジェクトになりそうなカイカちゃんが毎度オタクに優しい事言うのも好き……。非実在ギャルの『傾聴力』!!!!沼回のカイカちゃん惚れてまうで。

20230519124056-motiri.jpg限界煩悩活劇オサム 1、2巻
(ゲタバ子)

#限界煩悩活劇オサム #ジャンプ

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2023年5月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
112
かがみの孤城

辻村深月先生の作品に触れるのは実に10年以上振りです。『冷たい校舎の時は止まる』が最後。今作『かがみの孤城』も『冷たい校舎-』に似た構造のお話で、なんだか懐かしい気持ちになったりしました。閉鎖的な環境に少年少女を閉じ込める話だいすき。似たようなストーリーラインだと『扉の外』が一押しです。特に2巻。嫉妬!恋愛感情の利用!青い感情の宝庫じゃぁ……。

辻村先生、いじめ未満の描写上手すぎない????いや、"未満"と表現したものの明確ないじめなのよ。それはそう。そうなんだけど "子供の浅知恵" "子供同士のトラブル" で片づけられそうな、"ありそう" な感じがたまらなく不愉快。薄い膜を貼ったような気持ち悪さっていうのかな……。だからこそ、こころが苦しんでいる様子が切に伝わって来るので、現実の話は読んでいて辛いところが多かったです。こんなん不登校になって当たり前なんだけど、親には説明出来ないよね……。

いじめの話ではないけど  "共通の敵がいると早く仲良くなれる" っていうのがまたね!群れでよくあるアレよね!ってなりました。集団になった時の人間の動きがリアルなんよ。人間のあんまりよくない部分を表現するのもお上手すぎる。ともあれ、そういう汚い部分が登場人物みんなにそれぞれあって、だからこそ感情移入もしやすかったです。なんだろ「こういう子、いたよね」って感じ。でもみんな良い子で、素直に行く末を見守りたい気持ちになれました。

最初の方であまり好感を持っていなかった唯一のキャラがウレシノです。恋愛脳のキャラは基本嫌いじゃないんですが、ここまで……ここまでされるとちょっと……!そんな彼が、城でのやり取りを経て成長していくのが青春劇の王道で良かった。皆それぞれに現実を見ていくんだけど、精神的な成長が一番あったのってウレシノじゃないかな。

マサムネたちが来ても、来なくても。
おにぎりがおいしくて、冬の空がきれいで鳥が見られて。
とても幸せないい日だと、ウレシノは思っていた。待ちぼうけになっても、明日、城でこのことをみんなに話そう、とウレシノが思う。


スッと視界が開けた爽やかさが溢れていて好きなシーンです。今作で一番好きなところ。映画のPVでもこの場面が採用されていて、分かってるじゃんと膝を打ちました。いいよね……分かってるじゃん……。
あっ、PVにまつわる愚痴を1個言っても宜しい!?!?言うわね!TwitterのショートPVで、こころとリオンのラブコメが主題かのように仕立てているの、めちゃくちゃ気に食わないです!!意図は分かる、意図は分かるのよ。『君の名は』みたいな空気感で客を寄せようと思ってるんでしょ?分かるんだけど!ありもしない餌で釣ろうとするの、ガッカリして作品の事嫌いになるから良くないと思う!……以上、初見で「ハァ!?」ってなってずっと心に溜めていた文句でした。

話のギミックというか仕掛けに関して。難しい事は全く無く、本を読んでいるオタクはすぐに気が付くやつです。だから 、"衝撃の事実!" とか "最後の大どんでん返し" に期待して読む作品ではない。「こうなんだろうな」と思っている事に関して、答え合わせをしていく感じ。その辺りに関してはいささか退屈に感じる部分もあったんですが、彼・彼女らの生末が気になって物語を読み進めていたのでページをめくる手は止まりませんでした。キャラの事が好きになっちゃったら気になるじゃんね、選んだ未来。

夜を越え、目を覚ました時に世界が変わっていたら、と願ってもそんなものは叶わない。…ハズだったのが、その鍵を手に入れた子供たち。誰が何を叶えるのか、その先に何が待っているのか。ハラハラ、ドキドキしながら見守るのが楽しい作品でした。

20230514145545-motiri.jpgかがみの孤城
(辻村深月)

#辻村深月

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2023年5月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
111
はじめに

ネタバレへの配慮をしていません。
詳しくは「この場所について」をご参照下さい。

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2023年5月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

No.
110
多聞くん今どっち!? 4巻

うたげちゃんの多聞教ムーブが徹底されていて良い…………🙏✨神からほっぺちゅーされたら普通浮かれポンチにならん??……いやなんないか……。私でも「解釈違いでごわす!!!!」ってなるな、信仰先からの軽率な行動は……。前巻での、ジメ原さんがイケ原くんを多用したアプローチに「安売りをするな」って説教が出来るうたげちゃんが滅茶苦茶に好きだ。それはそれとして一瞬だけ頭お花畑になってもいい!うたげちゃんは自分にとって都合のいい妄想をしなさすぎる!

ジメ原くんが目を覚ました切欠が、多聞くんを応援しているうたげちゃんの笑顔っていうのも良かったなぁ!いや、”恋は盲目”をこれでもかと体現しているジメ原くんの奇行も理解出来るのだけど、すぐにイケ原スイッチを入れるジメ原くんは何か……嫌なのよね……。ジメ原としてうたげちゃんと向き合え。イケ原が愛しているのはファンだろう。

そして桜利くんの猛攻がヤバイ。

私がヤバイのであって、うたげちゃんは全然ヤバくない。うたげちゃんのブレなさに桜利くんは惹かれているわけで、その想いがあまりにも沼すぎておばちゃんは震えています。

    桜利くんが見ているのはまだ多聞くんでうたげちゃんじゃないんだ……いい……青春……。

これは前々回言った感想。いや~~~~~このままね、多聞くんを見たままにうたげちゃんにアプローチしていっても良かったんだけど、本人がジワジワと気付いちゃってるのがたまんないですね!うたげちゃんに想われたいのか、うたげちゃんのように一途に推してくれている子に想われたいのか、そこは曖昧っぽいけども。まだ後者よりな感じはする。多聞くんありきのうたげちゃんを見ているから。でもさー、いわゆる”好きなもの”って自分の一部じゃん。だから「多聞くんありき」って言葉は間違っているんだろうなって自分で言っていて思うワケです。そこの所のジレンマを桜利くんがどう扱うのか注目しています。
一方でうたげちゃんの方もじわじわとジメ原くんへの想いを育てているので、こちらもニコニコにやにやしてしまうな……。前巻で脱落しそうだったのがウソのように見所がいっぱいある。敬人くんの距離感も安心して見られるやつだし(逆ハーレムは望んでいないので)、他のF/ACEメンバーも俄然楽しみになって来たぞ!

20230508150755-motiri.webp多聞くん今どっち!? 4巻
(師走 ゆき)

#多聞くん今どっち!? #花とゆめ

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No.
109
異世界の沙汰は社畜次第 4巻

「好き」の2文字をハッキリ言わずに相手への好意をダダ洩れにした上でグイグイ来るアレシュ様が強すぎる……。(オタク特有の早口)しかもクール系キャラなんですよこの人……。恋愛は人を狂わせるな……。わたくし、若かりし頃の恋愛感情は”独占欲と性欲が著しく突出した感情”みたいに思っているので、「恋心」を純粋でピュアなモノだとは思っておらず。それを踏まえ、アレシュ様は独占欲を丸出しにして来るのが恋に狂ってる人間として解釈一致で大変に好きです。

「俺はそこにつけ込むぞ」「それが一番「効率的」だからな」

いかにして獲物を手に入れるかを想像し、ワクワクしている少年のような表情がすっっっっっごく良い…!!なぁにこの顔!!あなたそんな顔出来るの!?楽しそうに恋愛をしている人も好きなので、アレシュ様の恋愛スタンスがマジで私好みで困ってしまう。クール系スパダリなのにワンコ系になるし、属性山盛りすぎるぞ。

聖女ちゃんが平均的な高校生で、見ていて好感度MAXです。いや、”平均的”という言葉で括るのはあまり好まれたものではないと思いますが、家族や友達と上手くいっていたならば「元の世界に帰りたい」と願うのは当たり前の感情だと思うので。その気持ちがドカッっと爆発しちゃうのが良かった。最初の方はちゃんと頭ふわふわパンケーキなのも逆にいいのよ……。聖女様!って崇め奉られたらそうなっちゃうもの普通。その状態から「>そろそろちゃんと考えましょう」っていうコンドゥさんの一言でちゃんと目が醒めているのが好きだ。
このままフェードアウトすると悲しいな~、と思っていたんですが、チラホラ挟まれる感じで登場しそう……?それだととても嬉しい!聖女ちゃんこと白石さんの今後も、わたし、気になります!

宰相様のたしなめがあるおかげで、「やりすぎだお前!」というヘイトがアレシュ様に溜まらないので読んでいて安心出来ます。贔屓ってやりすぎると何かモニョモニョしませんか?私だけか?”溺愛”ジャンルがあまりドツボにハマらない原因はそこかもしれない。バランサーがいるだけで読みやすさが変わるんだな、という驚きがありました。

20230508204823-motiri.webp異世界の沙汰は社畜次第 4巻
(コミック:采 和輝 / 原作:八月 八)

#異世界の沙汰は社畜次第 #Bs_LOG

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No.
108
マリエル・クララックの婚約 7巻

「やめろーーーッ!!(マリエルに)触るなーーーッ!!」ってなってしまっている己がいる。この人、前章でリュタンが出なくなってあからさまにテンションを下げていたんですよ……信じられます?この手のひら返し。いやね、リュタンが出てきてくれるのは嬉しいのだけど~!……ど~!!なんか、こう!マリエルとシメオン様に触らんで欲しい……。二人に笑顔でいておって欲しい……。

それはそれとして、マリエルが悪酔いしてる様が 最ッ…高…ッッッ!!!

リュタンに全く惹かれていないって事はたぶんなくて、足の爪先くらいには興味を持っていると思うのよ。自分を着飾らずに振舞える相手が自分に好意を寄せてくれていたらそりゃあね、嫌いにはなれないし。でもその好意って、シメオン様の前では極小のマメ粒みたいなもので、同じ土俵に上がらない程度のもの。それなのに、シチュエーションのお膳立てで気持ちが刹那揺れたマリエルの表情よ……!!!!!!!微動だにしない文鎮じゃなくて、一瞬だけ動くさまが ”ロマンチックへのあこがれと好奇心” を強く持ったマリエルらしくて良いなーって。不動だったら不動でそれもまた良しですが。この一瞬の隙を見せたマリエルの事が私はすごくすごく好きだぁ……。

20230508205205-motiri.webpマリエル・クララックの婚約 7巻
(コミック:アラスカぱん / 原作:桃春花)

#マリエルクララックの婚約 #ZERO_SUM

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No.
107
ラーメン赤猫 3巻

3巻、分厚い!インディー連載 ⇒ 通常連載へ移行したタイミングで巻を分けると思っていたので、それをせずにたっぷりと読ませてくれて嬉しい~!今回は色んな子の過去話があるから、お話の厚みも凄くあるのよね……。

ハナちゃんの過去話をしっかり描いてくれて嬉しい。過去話が提示されてから初期の話を読み返すと、みんなそれぞれに軽い匂わせがキッチリとあるのがまた良い。訳アリな気配なしに過去話が始まったのはクリシュナちゃんくらい?……まぁ虎だからな…ワケあるの分かりきってるからな……。動物園うんぬん、世界観が一気に広がったお話で印象に残っています。
初めてハナちゃんの飼い主を見た時、「目がガン決まっててヤベェヤツだ……」と見てくれで判断していました。わ……私は……ハナちゃんが大キライなタイプの、大人に、なって、しまった……。すいませんでした……。あの演出をされたらヤベェヤツ判断もしたくなろうよ!ヨーコさんごめんよ。ちゃんと愛があったのね。
『可愛いのプロ』って言葉、ハナちゃんらしくて好きだな。プロだから感情のON/OFFが上手に出来るのに、社さんにああなってたの、今思うと本当に珍しい事なんだなって。平穏な世界に投げ込まれた異分子だからまぁそうもなるか。ツンデレのお手本みたいな感じでいいよねハナちゃん。社さんを懐に入れた途端にサッパリとしたデレが凄いのよ!さらっと珠ちゃんって呼んでるの好き。

佐々木プリンちゃん。「>そう呼んでいいのはひとりだけなの!」の一言に全部詰まってるので……。わたくしごときが何かを言う事では……ない……(目頭が熱くなっている)。猫と人権のところ、弁護士さんがエエ感じに挟まっているので、この世界では猫が権利を持っていても問題なく事が進むんだろうな~って安心して漫画が読めるのがいいです。前の巻の感想でも言ったけど、フィクションとリアリティの塩梅がとても良い。
巻末オマケの文蔵さんとオヤジさんのお話がとっても良かった!!読めて嬉しい!!!毎日落書きで小出しにされていたものを漫画に仕立て直すセンスとサービス……🙏✨ オヤジさんの事が大好きなんだなーって全身から伝わってくるのが愛いし、最後のね、文蔵さんの笑顔ね……可愛いね……。

今回もサブちゃんのお目目はまん丸で可愛かったです。それだけで価値があります。

20230509220417-motiri.jpgラーメン赤猫 3巻
(アンギャマン)

#ラーメン赤猫 #ジャンプ

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No.
106
僕のヒーローアカデミア 37巻

最終戦、あと1年で終わるんか……?ほんまか……?

熱い展開……!ではあるのだけど、味方のパワーアップ ⇒ 敵のパワーアップ ⇒ 味方のパワーアップ ⇒ 敵の(以下略)を一つの戦いの中で何度もやられると、終わりが見えない様に息切れしてしまう。荼毘のパワーアップは意外でした。まぁオトンと直接対決した方が綺麗は綺麗……。
バトル漫画を読むのが得意ではない、といった個人的な好悪で展開に振り落とされそうになるも、A組みんなに見せ場があるのは凄く嬉しいんだよなぁ!障子くんメンタルがイケメンすぎるよ。私、あの世界の異形個性に生れ落ちたらヴィランになる自信あるもん。そうじゃなくても毎回毎回AFOの言動に「それな~!!!」ってなってるからな。今巻のこの発言は特に赤べこになりました。

「僕は何より 人の感情を信頼している」

人の心がない訳ではなく、人の心を熟知した上での外道っていうのが良い。徹底的に叩きのめすに値する相手っていいよね……。それはそれとして、トガちゃん達みたいに環境の所為で悪に染まったタイプも好きだよ。

白雲くんが白雲ではなく黒霧をとったの、初見では意外に思ったけども、思い返してみると納得しかない気もする。相澤先生とプレゼント・マイクが必死に呼びかけても、反応したのはただの一度切りだった。それなのに、スピナーのただ一言が黒霧を呼び覚ました。その対比よ……。全部が全部、”正しい”とされる思いが勝つ訳ではない事を突きつけて来るの良いですね。敵側の描写が丁寧だった事がココになって効いてきている。

LoL(リーグ・オブ・レジェンド)をソロでやっていけるメンタルを持っている死柄木弔が解釈一致すぎて好きです。民度が世界一悪いゲームぞ。あのコマの弔くん、年相応……というより幼さが出てる表情でこれまた良いんだぁ……。堀越先生のこういう細かい部分を大事にする所がすごく好きだー!漫画における何もかもが上手すぎる。畳む


20230509220941-motiri.jpg僕のヒーローアカデミア 37巻
(堀越耕平)

#僕のヒーローアカデミア #ジャンプ

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No.
105
薬屋のひとりごと 11巻

扉の件から血の話に繋がるのか~~!!と感心しっぱなしでした。皇帝さま茶目っけたっぷりで好き。その一方で、前皇帝の性癖に関して架空の物語でも積極的に触れたいものではないので、今回の感想は具体的な話はせずに控えめです。漫画として凄く面白かったのは勿論なんだけども、深堀りする気がない。

ガンガン版『薬屋のひとりごと』って、絵柄と物語の凸凹が目立つから心を惹かれるのかなぁと、今巻のエグい話を読んで思いました。ガンガンらしいポップでキュートで分かりやすい絵柄なのに、くりだされる物語は人間関係のドロドロが根本にある謎解きがメイン。絵柄のおかげで読みやすく、そして物語は重く、なんとなくで消費する事にはならず印象に残る。けれども、主人公の猫猫は事件の当事者ではないので、尾を引きずる事なく次の話に移る事が出来る。隅から隅まで凄い作品だな、と巻を重ねる度に感じています。毎回毎回「漫画が上手い…!」って感想を書いているもんな私。ゆるしたもれ、好きだし上手いしでつい言いたくなるんだ……。

基本がポップでキュートゆえ、ドス黒い表情が出た時にまた映えるのがな~~!絵と話の差だけじゃなくて、絵の中でも緩急の付け方がお上手過ぎる。今回は紅娘のあそこね、あそこ!!壁ドンって本来はこういうもの。怖い。

20230509221741-motiri.jpg薬屋のひとりごと 11巻
(コミック:猫くらげ / 原作:日向夏)

#薬屋のひとりごと #ビッグガンガン

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この場所について

読んだ本の感想を話すところ。
感情でものを言う傾向があります。

ネタバレ注意!


キャラの生死、思わぬキャラの登場等はぼかしたり隠したりしていますが、基本的には配慮していません。

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