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ハクメイとミコチ 14巻
急に話の引き出しを増やすんじゃないよォ!!!!!!!
ビックリした!!何!?なんなの!!既読の皆さんはお分かりですね、私が【第116話 かたつむり工房】の話をしていることが!帯に「>本誌掲載時に話題を呼んだ──」ってあるけど、そりゃあそうよ……これは……そうよ……。途中までミコチの百面相にニコニコしながら読んでいたのに、夜の散歩でああも急ブレーキがかかるとは思いませんでした。
眼光が鋭いネフルさん、好奇心旺盛で自分の前しか見えていない典型的なアーティストタイプだと思っていたらそうではなく。いや、まごうことなきアーティストなんだけど、天才型の。でも彼女の眼が捉えているのは世界の〝すべて〟で、それを落とし込んだ心はあまりにも騒がしくて、鋭くて、正気と狂気のはざまに居た。あそこのページ、コマ運び完璧で最高すぎやわ……。ネフルさんの慟哭が読んでいるこちらの心まで突き立てて来る。そしてふっと冷静に戻った瞬間の切ない笑顔と口をついた言葉よ……。「>儂は君が羨ましい」。それを受けたミコチの表情もなあ~!!飲み込め切れていない困惑の顔がな……切に迫ってくるのだ……。「作ることでしか 生きていられないだけ」
「感じたことを吐き出す手段が それしかないんだって」
「そんな風に私は 服を作れない」
「私⋯⋯目標を失っちゃったみたい」
この漫画でさあ……モノ作りしてる人間を刺してくるエピソード来るとは思わないじゃんね……。不意打ちも不意打ちだったんだ……胸がきゅっとなったんだ……。好きなだけじゃ足りない、憧れだけでは掴めないものがある。それをこれでもかと見せつけてくる話で、その切なさが大好きでした。感情の魅せ方がほーーーーんと良かった!ここ最近読んだ漫画でいちばん良かった!!見開きってこういうもんだよ!!!
ヒートアップしちゃったので落ち着いて俗な話でもしましょうか。
ハクメイのお父さん、好みです。あの……目元に皺がある髪の毛長めの男……好きで……その……ドンピシャなんですよねロカパパンね……。いや、ハクミコにおける好みの男ナンバーワンは仲良し組の棟梁ナライさんだけども。
話をロカパパンに戻して。……いや別に戻しても話す事はあまりないな?ハクメイと会える日楽しみだなーってカンジ!
ジャダさん好きなので出てきて嬉しい。〝ω〟くち可愛いよね。友を励まそうとして空回りする姿もなんとも似合うぜ……。このミコチの落ち込み、そこまで尾を引かないと思っているんだけど、尾を引くとしても色んな子が代わる代わるアドバイスする展開になったらそれはそれで面白そうだなーと。センとか特にみたいな~!
しかしまあミコチを見てると「得意な事とやりたい事は違う」という事を改めて認識します。だってお店出来るくらいお料理上手だったらそれ極めたらよくない?でもミコチが好きなのは服を作ることなんだよね。趣味を仕事にしたい……みたいな欲を持っている訳ではないけれど、憧れの星に手が届かないことが分かっちゃったから、気が抜けてる今。よくよく考えてみると贅沢な悩みではある。どう折り合いをつけるんだろうな~。
ハクミコはまったりと読んでるので「次も楽しみだなー!」みたいなテンションにはならないんですが、今回は圧倒的に「次も楽しみだなー!」です。
⋯⋯っていうかよくよく見たら13巻の感想ないじゃん!ほんまにか?牛の描写すごいの話しなかったのか私。なんか書いた気でいたな……。
ハクメイとミコチ 14巻
(樫木 祐人)
#ハクメイとミコチ #ハルタ

