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僕のヒーローアカデミア 42巻
ジャンプの漫画でここまでの巻数走り切ったの初めて~!途中で脱落してしまう事がどうにも多く。第二章辺りまで追いかけていたものの徐々にフェードアウトし、結末を知らない作品がいっぱいあるんだジャンプは。故に完結まで付き合えたという事にまず感動しています。
最終決戦で離脱の危機に瀕したけど、耐えきって最後まで読んで良かった。面白かったです。
最終決戦が終わったのに、エピローグで丸々一巻分なにやるんだろうな、って疑問に思っていました。でもそれって本当に漫画的な考えで、戦いが終わっても彼らの生活は続いていくんだもんな……。戦いが終わった!終!も綺麗な区切りである事は確かなんだけど、そこを着地点とせずキャラクターの生にフォーカスを充てている感があって素敵だなって。ヒロアカ感想ではいっつも手のひらクルクルマンをしてしまうぜ。
『地獄の轟くんち・FINAL』で夏くんが「俺はもう付き合わない」って態度を示した事に、ある種の寛容さを感じました。「ごめん」って言われたら「いいよ」って言わないと、反転こっちが加害者になる的なアレな気持ち。そして様々な出来事を経て、父親を許す準備が出来たであろう夏くんがこの場面に駆けつけてくれたのが何だか感慨深かったです。
僕のヒーローアカデミア 39巻 感想より
夏くんは荼毘がしてきた事までは許容できなかった。また「漫画のお約束」みたいな話をしてしまうんだけど、ここは家族一丸となってやっていくところじゃないですか。でも轟家の未来に対する展望がひとつになる事はなくて、夏くんはハッキリと拒絶した。その選択に際し、「許せないものは許せなくてもいいよ」って言われたようで、心が解ける心地になりました。世の中キレイなもんばっかりじゃないんだ。
でも焦凍はキレイなままで素敵だと思う。はじめの一歩で好きな食べもの聞くのすごく良かった。
味方側の描写はガッツリやってくれるだろうという信頼はあったんだけど、まさか敵側までもちゃんと描いてくれるとはなあ!オーバーホールこと治崎くん、もう出番がないと思ってたよ……。やってる事は最悪も最悪だけどビジュが好きでね……。いやあ良い感じにくたびれてクタクタの情けないツラになってますね!組長さんの「>壊理はお前を忘れるが お前は壊理にしたことを忘れるな」って言葉、足りない部分が全くない言葉で非常に好きです。謝れって言ってんじゃないのが最高。そんなの今さら貰っても壊理ちゃんの傷は癒えないもんな。
お茶子のパート読むだけで瞳に潤いが出来るのでなんかこう、なんか。言葉にするのも野暮ってなってるところがある。悲しみに解を出すんじゃなくて、寄り添うことを主とする姿勢がデクくんらしいなあと思いました。分かんないことを分かんないままにしておける強さを感じる。「もう大丈夫だからね 〝おばあちゃんが来た〟からね」
や~~~~~~~~も~~~~~~な~~~~んも言う事はねえよ~~~~。畳みかけでボロボロ泣いてしまった。
ニュース映像の『主婦(70)』として出て来た時は「貴方も弔くんを止められなかった一因なんですよ!!!」ってめっちゃ鼻息荒くしていたんですけども。それがこの形で収まるとは。
『皆がヒーローになるまでの物語』はヒーローとヴィランの皆に掛かっている言葉だと思っていたんだけど、皆って本当に皆なんですね。これほどまでに力強いメッセージは中々ないよ。「君もヒーローになれる」そういう事だもの。何を成すかではない。手を伸ばせば、それだけで。
コミックス描き下ろしでの「公式が最大手」を示して下さりありがとうございました……。この方は本当に漫画が上手い……。最終話じゃなくてオマケでコレをやるからいいんだよ……。しみじみ良かった……。
作品外においても、堀越先生からキャラクターへの愛情をひしひしと感じる事が好きでした。先生自身の根っこは闇深そうなのに、描かれている内容が光オブ光っていうのも大好き。次回作も楽しみにしています。
あっ!言うの忘れてた!八木くん生存おめでとう~~~~~!!!のんびりとした人生歩んでってね!!!!
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僕のヒーローアカデミア 42巻
(堀越耕平)
#僕のヒーローアカデミア #ジャンプ

