【2021】読んだ漫画あれこれ【1月】

おわ~~~オツカレ!的な拍手下さった方々有難うございますー!!超嬉しい。疲れた身体にとても沁みる……。ありがたやありがたや。いやほんとありがたい……昨日割とぐったりしてたので。数日休みなんでちょっと休んでちょっと描くくらいでがんばります。いやがんばらんわ、たのしむ。

そろそろ油ささないとダメだな、と思って心のメンテの為に山を軽く歩いてきた。遊歩道を1時間半くらい。木に積もった雪が陽の光で少しづつ溶けてキラキラ降りてくるの最高にきれいだった。また行こ。

明日絵の更新出来そうだなあ、という感じなので日曜日の雑記分にとっておいた漫画感想を今日出しちゃう。今月もいっぱい漫画出たな…7冊…。本棚がそろそろヤバイので電子書籍に切り替える事も考え始めねばならない。

メタモルフォーゼの縁側 (5)

終わってしまった……という悲しみの気持ちと無駄なエピソードを一切作らずスマートに終わった!!という晴れやかな気持ちと半々。最初から最後までとても好きな漫画だった。

うららさんのコミティア初参加、ここで劇的な奇跡のような体験をするわけではないんだけど、実は裏ではミラクルが起こっていて後に効いてくるのが良い。コメダ先生は本を描いたうららさんではなくお婆ちゃんに興味持って買っただけだけど、それでも「行き詰ってた時に元気出た」という言葉は紛れもなく漫画を読んで出た感想だったのでそれになんかじんわりしてしまった。そこからの「描いて下さってありがとうございました」いいよね…いい…よい……。後からじわじわ来てほろっと涙流してるのもリアルで良いなあ。

この作品の凄い所はモノローグほとんど使ってないのに(あっても1話中に一言か二言)ちゃんと登場人物の気持ちの変化が行動で分かる所だと思う。私、自分の漫画でめちゃモノローグ使っちゃう人なのに他人の漫画でモノローグ満載だと気持ちの押し付けを感じてしまう事があるタイプなので……塩梅大事よねモノローグ……。そしてうららさんが友達のお願い聞いて付き添いしたシーン、うわっ成長したなー!!って凄く感じたと共に作中BL漫画の挟み方が…挟み方が上手すぎる!!!!ってなった。うららさんの気持ちが作中ポエムで読み解けるの良い、「僕も君にそれをあげたい」のシーンの顔よ…絶妙。

1日外出録ハンチョウ(10)

ド安定。黒服と木村さんが出てくる回が好き。トネガワは10巻で終わっちゃったけどハンチョウはネタが続く限りダラダラ続いて欲しい…っていうかコロナの話盛り込めるとかなんでもいけて強すぎるでしょ。あとノルタルジアを感じさせたり、過ぎ去った子供時代へさよなら…じゃなくていつも心に遊びを!!みたいなものを感じさせたりグルメ以外の所も良いんだよな。

魔導具師ダリヤはうつむかない(3)

相変わらず画面が繊細できれい!!ヴォルフ関連はどうなるんだろ、2巻ラストで自らフラグを折るというか自分を抑えにいったぞ…と思ったんだけどそこの感情をじわじわとやっていく感じ?なーんもぜーんぜん進展していない事が逆に恋愛に臆病…どころか恐怖を感じている二人が恋する(自覚する)過程を丁寧にやっていくんだろうなあというのを感じさせて良い。あとヴォルフの顔やっぱりはちゃめちゃにいいですね…黒髪つやつやだし!

またトビアスが出てくると思わなかったーーー!!と同時に……うわ…お辛い……うわ…ってなるなどした。浮気はダメだけどさあ、特別な誰かを黒子にするために自分に白羽の矢が立っただけ、ってのは本当に苦しいなと。私は自身が何者にもなれない人間だと分かってるのでトビアスに若干の感情移入をしてしまう…人は誰しも特別だけど…それはそれとして何者かになれる人はとても少ない…(突然の自語り)

あとAmazonにとてつもない熱量を伴った★5レビューがあって読み応えがあった。(ダリアの「自分らしさ」とは)ダリアの幼稚な人間性、とまでは私は思わないんだけども「自分のやりたい事やって周りに認められてその上最大限に配慮して貰えるのは幸せなこったろうなあ」程度にはまあ思うのでなんか共感する所があるレビューだった。大丈夫、私はそれなりに年齢を重ねたから分かっていますよ、周りの人が優しい人ばかりなのは自分がその周りの人達に優しくしていたからで、自分の行いに対して自然に返ってきてるだけっていうのをちゃんと分かっていますよ!そこはね、分かってる!!あとダリアは前世の知識だけで無双してない所が凄くいいよね…スライムあれこれこねくり回したり凄く努力している。それがなくて前世知識でポーン!!と良い思いして仕事も恋愛もバラ色ハッピー!だったらこのお話合わなかっただろうな。だからなんやかんや色んな積み重ねを経て「自分らしく生きよう」と決めたダリアがどうなるのか今後も楽しみだ~。

ハクメイとミコチ 9巻

で…出会いのカードを切ったぞ!!!!ってなった。ずっとぼかしていくのかと思った。そして相変わらずド安定。出会い編以外ではカボチャのエピソードが可愛かったなあ。なんやろか…ストーリーについてああだこうだ言うタイプの漫画ではないので感想が淡泊になってしまうな…。敢えて言うならナライさん(親方)の奥さんが料理してる時の目が好きです。コワ。

凪のお暇 8

私は慎二派です!!!!

これは大事な事だから毎回宣言してくね!とても大事な事だから。

そして今回はゴンさんがとてつもなく可愛かった~~~!!!メンヘラ製造機が恋を自覚して「来ちゃった」するの最高過ぎて…ゴンさんかっ飛ばしてる……。や~慎二派ですけどこれ凪とゴンさんでくっついた方が世界は平和だなと思う…。でも慎二の前で素になってる凪に安心するんだよ……人という生き物の汚い所をもっと晒していこうな。っていうかモラハラクソ野郎の慎二はワンナイトじゃなくてガチであの子と付き合っちゃってるの?マジ?お前無理やろ耐え切れへんやろ。いや私はちゃんと市川ちゃんも好きなんですけど……5巻のラストの話いいよね…。それはそれとして相性というものがだな。

凪のお母さんの過去もやっと全部開示された感じ?で うわ こわっ うわ……う…母……自分の欲望を誤認せずにちゃんと…正確に認識してたんだ…ってなった。凪のお暇は女のリアルな感情が色んな種類でブワーッと来るから読んでてウッってなるんだけどそこが滅茶苦茶面白いんだよなあ。恋愛が主題じゃないよねこの作品。自分を織りなす大事な要素のひとつ、みたいな距離感が大好き。はーーー次は慎二のターンだろうから続き楽しみだなー!!!

アルテ(14)

アルテは正直途中で何度も脱落しかけたんだけど、(次の巻でピンと来なかったら買うのやめよ…)って思うと まーーーー面白くなってですね…脱落せずに14巻まで来た…。途中でアルテの話ではなく肖像画として描くモデル側がメインの話に移るじゃないですか、あそこがね、私はあまり好きではなかったんだけどそのエピソードがちゃんとじわじわ効いてくるからズルい。漫画としてすごい。ゲストキャラを都合のいい道具にしない、というのかなあ。出てくる人たちはみな血肉の通った人間なんだよ、っていう掘り下げ方をするので冗長に感じる事もあるけどエピソードの最後には納得が出来る。

14巻、めちゃくちゃ山場だったなーーー!!うわーー!言ったーーー!!って感じだった。長かった。レオさんがただただぼんやりとキャンバスに向かっている姿、すごくぐっと来たのでちゃんと前に進めて良かったなあ。そしてやっぱりヴェロニカはいい女!!お前がナンバーワンのいい女だ!!大好き!!

貴族の話とか王族の話とかまあそういう事に話がシフトするのかなあ。絵を描くのにはこういっちゃなんだけど不自由しなくなったわけだし。今後どうなるかちょっと不安だけど楽しみ。私は懸命に絵を描くアルテがみたいんだなあ。

マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜(4)

サウナ行きたい。以上。コロナー!!貴様ーー!!コロナーー!落ち着けーーー!